ErogameScape -エロゲー批評空間-

ゲーム名
響野さん家はエロゲ屋さん!
ブランド名
Sonora
得点
79
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
元エロゲーショップ店員が書く作品の感想。それと、お店での思い出話とか。 → 長文感想(23181文字) (ネタバレ注意)
投票数
16票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
LAMUNATION! -ラムネーション!-
ブランド名
WhitePowder
得点
45
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
プレイヤーは頭を空っぽにして楽しんでもいい。だが、クリエイターは頭を空っぽにしてはならない。 → 長文感想(1841文字) (ネタバレ注意)
投票数
9票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
車輪の国、向日葵の少女
ブランド名
あかべぇそふとつぅ
得点
99
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
正義と慈悲と愛の物語。社会の枠にとらわれない価値観のため、プレイヤーにとって「痛い」シナリオもある。1周目を真剣にプレイすべき作品で、周回を重ねるごとにその価値は下落していく。ノベライズものとして明確に訴えかける何かがここにある。 → 長文感想(4839文字) (ネタバレ注意)
投票数
5票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ましろ色シンフォニー -Love is Pure White-
ブランド名
ぱれっと
得点
90
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
甘くて甘くて甘いシナリオのオンパレードである。ぱれっとらしからぬ作風ゆえに、「ぱれっとが角砂糖になってしまったのか?」と思わずパッケージ裏を確認するほど、シナリオが甘ったるい。その甘さは、王道を愚直なまでに直進したが故の産物であり、今となっては陳腐の極みと謗られても仕方のないところだが、それでも、作品全体に満遍なく塗りたくられたダダ甘な展開に、終始ニヤニヤが止まらなかった。童貞主人公がエッチで失敗するのは、通例でいくとダメ男くんとして槍玉に挙げられてもおかしくはないのに、それも笑って許せてしまう雰囲気が秀逸。ちょっとした欠点を持つ人格者が集っているからこそ緩やかに紡がれる日常。人にやさしい真っ白な物語だと思う。 → 長文感想(5796文字) (ネタバレ注意)
投票数
4票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
あの晴れわたる空より高く
ブランド名
Chuablesoft
得点
100
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
ロケット製作を軸に青春時代を活写し、冷めた心に熱い何かを呼び起こさせてくれる、「心的滋養力」の強いオッサン向けの力作。インテリな単語が所狭しと飛び交う中、つとめて衒学的な説明を避けたのが吉と出た。ヒロインをナビゲート役に配し、一般人の知識レベルまで落とし込む狙いも正解。青春ものお約束の挫折と、それに抗う真っ直ぐな情熱と、そして学ぶことの楽しさを詰め込んだ青春科学ADVだ。 → 長文感想(3860文字) (ネタバレ注意)
投票数
3票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
カミカゼ☆エクスプローラー!
ブランド名
Clochette
得点
95
おかず得点
(とても使えた)
一言コメント
おっぱいエクスプローラー……? いや、このゲームはおっぱいを探求するためだけの作品ではない。なんたって、このゲームの正体は「ちっぱい☆エクスプローラー」でもあるのだから。 → 長文感想(9607文字)
投票数
3票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
もっと!孕ませ!炎のおっぱい超エロ♡アプリ学園!
ブランド名
みるくふぁくとりー
得点
89
おかず得点
(とても使えた)
一言コメント
抜きゲーのシナリオなんて飾りです。エロい人にはそれがわかるのです。 → 長文感想(2160文字) (ネタバレ注意)
投票数
3票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
あおぞらストライプ
ブランド名
アストロノーツ・スピカ
得点
89
おかず得点
(とても使えた)
一言コメント
優等生ほど長所が見えにくい。 → 長文感想(757文字) (ネタバレ注意)
投票数
3票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
VenusBlood -FRONTIER-
ブランド名
DualTail(DualMage)
得点
85
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
苦節5年。ようやく日なたに出てきたといった印象だ。 → 長文感想(6274文字) (ネタバレ注意)
投票数
3票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
終末によせて(非18禁)
ブランド名
とおくできこえるデンシオン(CIRCLE)
得点
75
おかず得点
一言コメント
終末世界に生きる3組の男女の生き様を、少ない文章と背景と、秀麗な音楽だけで淡々と描く。そこに重苦しさはなく、ただ今を生きている喜びを素直に表しただけの物語。破滅にありながらユートピア的な何かを持ったこの作品は、ある意味完成されていると言っても過言ではない。 → 長文感想(1271文字) (ネタバレ注意)
投票数
3票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
マテリアルブレイブ
ブランド名
戯画
得点
60
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
この作品は、「どうして抱いてくれないのっ!? ~女の子だってヤりたいの!~」と似通った失敗をしている。 → 長文感想(2513文字) (ネタバレ注意)
投票数
3票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
門を守るお仕事
ブランド名
ソフトハウスキャラ
得点
55
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。 → 長文感想(2540文字) (ネタバレ注意)
投票数
3票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
1000文字探偵(BROWSER)
ブランド名
しの(CIRCLE)
得点
--
おかず得点
一言コメント
この作品は作品ではない何かだ。私は点数は投じたくない。 → 長文感想(1000文字) (ネタバレ注意)
投票数
3票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
BALDR SKY Dive1 ”Lost Memory”
ブランド名
戯画
得点
100
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
分割云々に関しての雑多な議論はプロフェッサー諸兄にお任せして、さて、もう一度よく考えてみよう。バルドフォースの後塵を拝さず、よくぞここまで強烈なインパクトのある作品を世に送り出したと、少しくらいは賛辞を送りたくはならなかったか。だってそうでしょ…、これでまだ続編へのさらなる飛躍や完成を求めてるのは、もはやファン特有の心理というか、希望というか、願いというか―――いやはや、なんとも贅沢な気分に浸っている自分に気づいてしまった。 → 長文感想(2163文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
夏空のペルセウス
ブランド名
minori
得点
95
おかず得点
(かなり使えた)
一言コメント
minorityを喪ったminoriは、真のminority足りえないのではないか。 → 長文感想(8093文字)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
イチャ×2スタディ由乃 ~Dear Future~
ブランド名
ま~まれぇど
得点
90
おかず得点
(とても使えた)
一言コメント
ファンディスクはエロくていい。そのご意見に対し、清くはないが確かな賛意を表明したい。 → 長文感想(1561文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
お家に帰るまでがましまろです
ブランド名
ま~まれぇど
得点
90
おかず得点
(とても使えた)
一言コメント
自分たちのできる事とできない事を、誰よりも把握する。多少の短所を気にして委縮するのではなく、誉められた長所を伸ばそうとする。この作品からは、ブランドの割り切った姿勢が垣間見える。ちょっとだけ背伸びできる条件は整った。 → 長文感想(3908文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ChuSingura46+1 -忠臣蔵46+1- 百花魁編
ブランド名
れいんどっぐ(CIRCLE)
得点
90
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
勧善懲悪の粋。シナリオの構成力、キャラ立ての巧さは一級品。ボイスレスであるがゆえに、そのポテンシャルの高さを知らしめた快作。 → 長文感想(2491文字)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
D+VINE[LUV]
ブランド名
アボガドパワーズ
得点
90
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
最近のRPGというのは、DQやFFに見られるように次々とストーリーをこなしていくことで物語が徐々に推移し、全容が明らかになるという形態をとるものが多い。だが、ただただダンジョンを潜っていくRPG形態(所謂D&Dの形態)は、昨今数少ない。この作品は、もはや少数派となってしまったD(ダンジョン)RPGとAVGが融合したPCにおける最期の牙城であろう。惜しむらくは、浦前代表が亡くなり制作元が経営危機にあるという事実。大々的に騒がれた作品ではないし大作というわけでもなかったが、その完成度の高さからアボパ不朽の一作と言える。これを、エロゲーという閉鎖的ジャンルで制作した事に賞賛の意を表したい。 → 長文感想(1566文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
景の海のアペイリア
ブランド名
シルキーズプラスDOLCE
得点
85
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
良作。シナリオゲーには珍しい「楽しんだもの勝ち」の作品である。軽妙なテキストに引き込まれ重厚な物語を目で追ううちに、悔しいかな、不思議と作品の虜になった。独特の口癖や下ネタによる台詞の応酬は実にエロゲーらしいが、本作ほど主人公の利発さと意図的な愚鈍さを露骨に、かつ巧みに使い分けた作品は数少ない。そうやってお堅くならない程度のレベルまで素材を練り込み、一見ふざけているようで、その実とても緻密に計算された作品へと仕上げている。また、主に下ネタのせいで会話にキレが生まれているが、ただ一点、クライマックスに代表される頑固な説明書調のテキスト群によって、エンタメ感を少し損ねてしまった……。それ自体は残念だが、おかげで衒学者の域までは達していない。ライターならではのバランス感覚がうかがえる。理解度が没入度に比例せずとも、そこは好奇心でカバーできる。いやはや、うまく擽られた。タイトルの読み方も◎。
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
彼女のセイイキ
ブランド名
feng
得点
85
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
「fengの本気!」にして急激な方向転換、もしくはそれに類する新機軸。ライトで短いシナリオ、計14シーンの回想シーン、実質一人だけのヒロイン、攻略できない妹………でも2000円、2000円なのだ。諭吉を出しても、硬貨どころか一葉も野口も一緒に帰ってくる。だからこそ手に取りやすく、費用対効果も当然高く、そのうえ人によっては実用的。絵は見てくれで判断するとして、仮にシナリオをつまらないと感じても、その被害は僅かにフルプラの4分の1以下。誰もがリスクを抱えない安心感がある。このゲームは某Ωと同様に、フルプラに対する挑戦のαだろう。もっともフルプラだけでなく、低価格に胡坐をかくブランドも、うかうかしてはいられないはず。なにしろ、腰の重さで知られるこのフルプラ商業ブランドが、きちんと発売日を守り、コンパクトながら質の高い一石を突如投じたのだから。エイプリルフールは冬に非ず。feng気は伊達じゃない。
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
未来ノスタルジア
ブランド名
Purple software
得点
85
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
枝葉が青々と生い茂ってて根元が細くて頼りない木よりも、枝葉がそこそこついてて根元がどっしりとして幹回りの太い木の方が、木としての見栄えはいい。トゥルーエンドに至る過程がどうあれ、その結末の部分は枝葉よりも秀でていなければならぬ。とすると、この物語は見栄えは文句なしにいい。魅せ方が巧いのである。(本文では、マルチエンドとかトゥルーエンドに関する戯言をつらつらと。) → 長文感想(7285文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
キラークイーン
ブランド名
FLAT
得点
85
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
ネタバレコメントを表示する
エンターテイメントと死生観の狭間で。
長文感想(4774文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
竜姫ぐーたらいふ
ブランド名
Whirlpool
得点
80
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
短編エロゲーは、いかに効率的に思考停止できるかが重要なのだ。 → 長文感想(1262文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
TRUE REMEMBRANCE -remake-(非18禁)
ブランド名
TRUE REMEMBRANCE(CIRCLE)
得点
80
おかず得点
一言コメント
記憶の引き出しからは色々なものが溢れてくる。楽しかったこと、悲しかったこと、辛かったこと、悔しかったこと・・・。このお話は記憶の素晴らしさ、残酷さを表した物語。モノに置き換えられた記憶が果たす役目はなにか。フリーの短編ながら、シナリオのレベルは非常に高く、まさに泥中の宝石の名を冠するに相応しい。 → 長文感想(2123文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
永遠のアセリア -The Spirit of Eternity Sword-
ブランド名
XUSE
得点
80
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
SLGに飢えていた18禁ゲーから見ればまさに天恵。たしかに、「エロゲとしては」間違いなく面白い。しかし、その枠に存在価値はあるのだろうか。業界全体のゲーム性を高めていくには、そのうち、余計な枠を取り払った見識が必要になってくる。そう思わせてくれる大作だ。 → 長文感想(3643文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
彼女と俺の恋愛日常
ブランド名
Parasol
得点
79
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
単純に力作と思う。Parasolは、“絵”と“キャラクター”と“個別ED曲”以外ではこれといった特徴に欠けがちな不安定なブランドで、局所的なセンスの良さを除けば、作風の変化に耐えきれない作品が多かった。琴線に触れるストーリーよりも中の下あたりの益体のない話のイメージが脳裏から離れず、迷走している感すらあった。ところが、この作品は主題と中身とで均整がとれている。登場人物たちが大なり小なり抱えている悩みを解決していくコンセプトは一見重そうだが、学園生活やイチャラブでそれを相殺しつつ、うまく課題と向き合っている。さらに、おかしな方向に展開しないおかげで、全体が“いい話”として纏まっており、中でもアリスルートは実に読みやすい。18禁の要素はやや強引な導入こそあれど、体内の描き込み具合やモザイク処理の精度など、可愛い系の絵にしては頑張っており、しかもアナルは全員完備。声も合っており、総じて侮れない。
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
Love Sweets
ブランド名
MOONSTONE
得点
79
おかず得点
(かなり使えた)
一言コメント
良質なイチャラブゲー。一見何の変哲もない学園モノながら、ネガティブな材料が全くと言っていいほど見つからない。構想がツボに嵌ったかのような安堵感を覚える。ありがちな風景を可能な限り魅せようと尽くした堅実な力作。 → 長文感想(1767文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
創刻のアテリアル
ブランド名
エウシュリー
得点
79
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
かたや物語を進めるための手段としてのカードゲーム。かたやエッチシーンというご褒美を見るためのカードゲーム。前者ゆえに試された、エロとシナリオのバランス。馬にはニンジン、猫にはマタタビ、エロゲーマーにはエロシーン。それを崩すのは難しい。 → 長文感想(3321文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
放課後☆エロゲー部! ~エロゲー制作のため女の子とえっちしまくりな毎日~
ブランド名
MOONSTONE Cherry
得点
79
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
伊藤と言えばNice boat。伊東と言えば――― → 長文感想(1435文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ef - the first tale.
ブランド名
minori
得点
79
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
minoriは、いまだ「minori」に成りきれずにいる。 → 長文感想(2328文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
迷える2人とセカイのすべて LOVE HEAVEN 300%
ブランド名
Lass
得点
75
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
ファンディスクの意義を失ったファンディスク。ロリっ娘フィアを攻略できるのは一定の救済措置と言えるが、ファンディスクとして全体を見るなら失格の域。原作にレイプ紛いのシーンがあるとは言え、純愛色が強かった原作よりも愛の匂いは希薄。原作に愛着があればあるほど、奈々シナリオは受け容れがたいし、タイトルのLOVEが胡散臭く思える。実用性の高さは魅力的だが、原作のコンセプトに沿ったものではないことを考えると、ファンデイスクなのに非ファンディスク化しているのは極めて滑稽。ちぐはぐな作品。 → 長文感想(1424文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
同棲ラブラブル
ブランド名
SMEE
得点
75
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
実に人を食った、シニカルなタイトルだと思う。目の色が変わったのは、何もプレイヤーだけに留まらない。 → 長文感想(1936文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
催眠生活 ~校則だから仕方ない!?~
ブランド名
C:drive.
得点
70
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
「催眠術モノは、得てしてダークでなければならない」という大前提こそ、催眠術だったのではないか。この作品は、カラスの群れの中のアルビノに等しい。 → 長文感想(2831文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
セレクトオブリージュ
ブランド名
まどそふと
得点
65
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
結果的に「2つの羊頭狗肉」を掲げてしまった作品は、長いエロゲー史の中でも数少ない。 → 長文感想(3794文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
右手がとまらない僕と、幼なじみの姉妹
ブランド名
Waffle
得点
65
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
抜きゲーにあって、エロゲーにあらず。その型破りな手法に、まず絶句した。それから爆笑した。このゲームのメインコンテンツは、何を隠そうオナニー事典である。紛れもなくエロゲー界の異端児ではあるが、風雲児としては何か物足りない傾奇者と言える。 → 長文感想(2456文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
キスと魔王と紅茶 ~Kiss×Lord×Darjeeling~
ブランド名
ま~まれぇど
得点
65
おかず得点
(かなり使えた)
一言コメント
ま~まれぇどの作品である。まぁまぁれぇどな作品でもある。 → 長文感想(4363文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
聖なるかな -The Spirit of Eternity Sword 2-
ブランド名
XUSE
得点
65
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
永遠のアセリアシリーズというのは、18禁ゲーの括りでは光輝ある一連の作品なのかもしれない。だがゲーム性をコンシューマのレベルにまで引き上げると、途端に大海の小船のごとく目立たなくなってしまう。アセリアが出てから幾年、ザウスがどこまでゲーム性を磨いてきたかが垣間見える一作ながら、その出来は決して褒められたものではあるまい。 → 長文感想(5033文字) (ネタバレ注意)
投票数
2票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
はるのあしおと
ブランド名
minori
得点
100
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
漠然とした恐れが自分の中にあって、意味もなく蠢いている。なのに、その正体が何なのか分からない……こういう気持ち悪い不安を憶えたことのあるプレイヤーほど、桜乃樹の葛藤、行動に同調できるはず。樹は本当に不器用な人間で、ちっぽけで臆病で、かつては一歩も前に進む勇気すら持ち合わせていなかった。そんな過去があるからこそ、ヒロインと共に前轍を乗り越えていくその様が、実に晴れ晴れとしていて輝かしく見える。幾年を経ても、一向に色褪せることを知らない物語。 → 長文感想(2835文字) (ネタバレ注意)
投票数
1票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
こなたよりかなたまで
ブランド名
F&C
得点
100
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
「人生とは、死とは、思いやりとは一体なんなのか」ということを突き詰めたヒューマンドラマ。人は自身が定命であると心の中で分かっているから精一杯に生きようとするし、だからこそ自分に最も有益だと判断した方向へ歩んでいこうとする。それを考えると、どうして彼方が望んだ生き方を、全ての結末を否定する事ができようか。この作品は他人に迎合されがちでそれこそ諾々とした人生を送る人々に対して、‘人生の在り方’について考える機会を与えてくれた。感謝したい。 → 長文感想(7106文字) (ネタバレ注意)
投票数
1票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
アマカノ2+
ブランド名
あざらしそふと
得点
95
おかず得点
(とても使えた)
一言コメント
ユーザー側の需要をよく把握して、これ以上なく丁寧に仕上げた作品。アマカノシリーズが目指した頂に登り詰めた、たゆまぬ努力と研鑽の結晶。 → 長文感想(2632文字) (ネタバレ注意)
投票数
1票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
この大空に、翼をひろげて
ブランド名
PULLTOP
得点
95
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
多忙なる現代日本の社会人のみなさま。どうしようもない上司に頭を下げたり、せわしなく書類を作成したり、理不尽なクレームに対応したりして、下を見る機会が当たり前になっていませんか―――いつのまにか、空を見上げることを忘れていませんか。見上げて歩く余裕がない人に向けて、PULLTOPがおくる青くささあふれる物語。それは、胸に熱い何かを呼び起こしてくれる。 → 長文感想(8527文字) (ネタバレ注意)
投票数
1票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ひこうき雲の向こう側
ブランド名
FLAT
得点
90
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
美汐瑛莉を中心に据えた物語。もし、この作品に裏タイトルがあるとすれば、「止まない雨はないから」だと思う。 → 長文感想(1828文字) (ネタバレ注意)
投票数
1票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ChuSingura46+1 -忠臣蔵46+1-
ブランド名
インレ
得点
90
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
前半は大河ドラマ。中盤は歴史の授業。後半は粗めの特撮。章ごとの質の違いが、評価に大きな影響を及ぼしてくる。大作ではあるが、音響を除いたクリエイターの数は実質二人。効果的な演出が、要所で冴え渡る。新進気鋭ブランドらしい勢いと粗さを併せ持った意欲作。 → 長文感想(4532文字)
投票数
1票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
遥かに仰ぎ、麗しの
ブランド名
PULLTOP
得点
90
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
ライターの筆致をこの上なく重用した作品で、“それぞれ”が理想的に仕上がっていると思う。丸谷秀司氏が手がけたルートはPULLTOPらしい雰囲気を醸し出しつつスムーズなプレイが出来た。健速氏はメッセージ性を重視した作りで人の立場の是非を問い、ユーザーに考えることを求めた。一言で評するのはとても難しいのだけれど、言うなれば、携わった人々の技量の全てが生きた作品ではないだろうか。 → 長文感想(10808文字) (ネタバレ注意)
投票数
1票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
美少女万華鏡 -神が造りたもうた少女たち-
ブランド名
ωstar
得点
89
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
稀代の名作オムニバス第3部。開始5秒で目を瞠り、10分で惹きこまれ、20時間足らずで満たされた。実用性もシナリオも死角なし。エロゲー界の「お、ねだん以上」は、ここが担う。 → 長文感想(2036文字) (ネタバレ注意)
投票数
1票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ましろ色シンフォニー SANA EDITION
ブランド名
ぱれっと
得点
85
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
過去作の甘イチャな雰囲気と軽妙なキャラ同士の掛け合いを生かしつつ、2023年のテキストとビジュアルでブラッシュアップされた子作り上等な紗凪ルート。これこそが本作の正体である。 → 長文感想(1951文字) (ネタバレ注意)
投票数
1票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
VenusBlood:Lagoon
ブランド名
DualTail(DualMage)
得点
85
おかず得点
(かなり使えた)
一言コメント
そのニッチな性癖から決して主役を張れる存在ではないが、 エロゲー界の「遊べるゲーム」として、何物にも代えがたい存在感を放つ続き物の一作。 組み合わせの妙味をこの上なく生かした、シリーズ屈指の名作ではなかろうか。 → 長文感想(2471文字) (ネタバレ注意)
投票数
1票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
僕と恋するポンコツアクマ。
ブランド名
スミレ
得点
80
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
良くも悪くも流行に乗った作品。ハイクオリティなCGを生かした濃いエッチ、ギャグテイストに富んだドタバタ共通シナリオは出色の出来。とくに前者は、手放しで褒められる域に達している。その反面、一気にパワーダウンする個別シナリオと、人物に比べて粗い断面図描写は改善の余地あり。シナリオの大まかな構成自体は『ピュアガール』あたりを想起させる。本番がないため厳密なハーレムではないが、準ハーレムゲーとしての存在感は際立っている。9月新作の出来を思えば、不作中の秀作一点ものという印象だ。『ラヴレッシブ』から言い続けていたように、さよりさんの単独原画起用は大正解。ブランドの方向性という一片のピースが、『ネコぱら』を経てピッタリとはまった気がする。スミレが伸びる方向としてはエロを強くするのが手っ取り早いので、これは予想通り。むしろ、真価を問われるのは次の作品となるだろう。
投票数
1票
投稿日時
ユーザー名
Atora
ゲーム名
古色迷宮輪舞曲 ~HISTOIRE DE DESTIN~
ブランド名
Yatagarasu(八咫鴉)
得点
80
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
いま一度えろげゑをせんたくいたし申し候。 → 長文感想(5750文字) (ネタバレ注意)
投票数
1票
投稿日時
ユーザー名
Atora