ErogameScape -エロゲー批評空間-
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Atora
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得点順
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ゲーム名
VenusBlood -BRAVE-
ブランド名
DualTail(DualMage)
得点
80
点
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
進化ではない。退化でもない。変異である。 →
長文感想(1321文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2017年11月08日23時40分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
アマカノ+
ブランド名
あざらしそふと
得点
80
点
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
ハート目について。心に、心が宿っていない。 →
長文感想(1324文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2017年01月13日23時13分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
千の刃濤、桃花染の皇姫
ブランド名
AUGUST
得点
80
点
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
壮麗な戦記ものの大作。年に一本あるかないかの作品なのは間違いないが、ヒロインを攻略する順番によって、読後感に計り知れない差が生まれている。美少女ゲームの慣習に囚われたか、杜撰極まりないシナリオ構成や不自然に詰め込みすぎた各々の要素が、高潔な戦記物としての地位を揺らがせてしまった。100点を取れた80点というパフォーマンスにユーザーとしては落胆を隠せないが、作画を中心にオーガストの次元の高さを改めて突き付けられた一作である。 →
長文感想(4760文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2016年10月11日06時35分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
アマカノ ~Second Season~
ブランド名
あざらしそふと
得点
80
点
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
100点を目指したわけではないが、80点を最低合格ラインに定めた上で戦略を練った利口な作品に見える。意気込んだ上での80点ならば何かしら大きく不足する要素が目立つものだが、この作品にはネガティブが殆ど見られない。全力を尽くさないという意味ではなく、肩肘を張らずに合格ラインを目指したぶんだけ適度に力が抜けている印象だ。多くの100点満点ではなく、万人の80点を大事にした結果だと思う。優しい雰囲気に包まれた物語に高尚な中身はないけれど、いちゃラブとエロは充実しており、ヒロインの一挙手一投足に体の芯から溶かされそうになった。グラフィックは一級品で、アストロノーツの時代から文句などあるはずもない。ハート目の使い方が一辺倒なのは、この作品も含めた既存メーカーの次なる壁。使い方は間違っていないが、前作と似たような「オチ」では、ネタとしての使用は収束化を免れない。漫画的な描写を脱却してほしい。
投稿日時
2016年01月07日21時56分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
僕と恋するポンコツアクマ。
ブランド名
スミレ
得点
80
点
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
良くも悪くも流行に乗った作品。ハイクオリティなCGを生かした濃いエッチ、ギャグテイストに富んだドタバタ共通シナリオは出色の出来。とくに前者は、手放しで褒められる域に達している。その反面、一気にパワーダウンする個別シナリオと、人物に比べて粗い断面図描写は改善の余地あり。シナリオの大まかな構成自体は『ピュアガール』あたりを想起させる。本番がないため厳密なハーレムではないが、準ハーレムゲーとしての存在感は際立っている。9月新作の出来を思えば、不作中の秀作一点ものという印象だ。『ラヴレッシブ』から言い続けていたように、さよりさんの単独原画起用は大正解。ブランドの方向性という一片のピースが、『ネコぱら』を経てピッタリとはまった気がする。スミレが伸びる方向としてはエロを強くするのが手っ取り早いので、これは予想通り。むしろ、真価を問われるのは次の作品となるだろう。
投稿日時
2015年10月19日16時31分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
姉と幼なじみは中がイイ! ~「ニンベン」ついてないし…~
ブランド名
アトリエかぐや
得点
80
点
おかず得点
(とても使えた)
一言コメント
全体的に質の高い抜きゲー。軽めのシナリオに、チョロすぎない程度にノリのいいキャラクターたちが、この上なくマッチしている。ライトな雰囲気で統一されたエッチシーンの数々は、背徳を微塵も感じさせない。タイトルほどには「中」を意識しないシチュエーションも数あれど、一部ではアブノーマルな嗜好にも応えており、とくにアナルハーレムシーンはとても新鮮だった。大半の濡れ場は尺も長く卑語の選択も多彩なため、実用性は極めて高い。お手頃ではないけれど、お気軽にチョイスできるタイトルだと思う。
投稿日時
2015年10月18日15時19分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
おしおき生意気ギャル ~エロいオシオキをしたら自分からエッチを求めてきた~
ブランド名
ぱちぱちそふと
得点
80
点
おかず得点
(かなり使えた)
一言コメント
要するに黒系ピンクなんだが、本当の『ナマイキデレーション』というのは、この作品のヒロインを指すに違いない。非エロに属する日常会話などは必要最低限に留め、代わりにエロシーンの比率を高めてリーズナブルさを強調。コンパクトかつ実用度の高いつくりに脱帽すると同時に、低価格路線の足音が、すぐそこまで迫っていることを再確認した次第である。 →
長文感想(1913文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2015年09月16日02時16分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
えれくと!
ブランド名
アストロノーツ・スピカ
得点
80
点
おかず得点
(とても使えた)
一言コメント
見かけの一番星に騙されるな。 →
長文感想(666文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2014年02月22日01時36分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
美少女万華鏡 -忘れな草と永遠の少女-
ブランド名
ωstar
得点
80
点
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
衒学的な要素の強い連作。費用対効果は誰が見ても業界トップクラス。より高い質を、より手に取りやすくという志向性の強さが窺える。まさにエロゲーブランドの鑑。 →
長文感想(2742文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2012年09月13日21時28分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
古色迷宮輪舞曲 ~HISTOIRE DE DESTIN~
ブランド名
Yatagarasu(八咫鴉)
得点
80
点
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
いま一度えろげゑをせんたくいたし申し候。 →
長文感想(5750文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2012年08月25日03時11分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
車輪の国、悠久の少年少女
ブランド名
あかべぇそふとつぅ
得点
80
点
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
ネタバレコメントを表示する
“車輪の国物語”はここに完結した。正義を謳った序章から正義を行使した本編の5章まで、向日葵の少女たちの心の機微を描いた無形の想いは、何かしらの可能性を秘めていた。正義と慈悲と愛は何物にも変えがたく、相反する暴力は精神的支柱を傷つけることなど決してできない。本編ほどの真新しさはないが、ファンディスクとして制作されたこの作品は、ファンディスク以上の働きをしていると思う。
→
長文感想(5243文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2007年02月17日23時42分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
TRUE REMEMBRANCE -remake-(非18禁)
ブランド名
TRUE REMEMBRANCE(CIRCLE)
得点
80
点
おかず得点
一言コメント
記憶の引き出しからは色々なものが溢れてくる。楽しかったこと、悲しかったこと、辛かったこと、悔しかったこと・・・。このお話は記憶の素晴らしさ、残酷さを表した物語。モノに置き換えられた記憶が果たす役目はなにか。フリーの短編ながら、シナリオのレベルは非常に高く、まさに泥中の宝石の名を冠するに相応しい。 →
長文感想(2123文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2006年12月01日01時58分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
永遠のアセリア -The Spirit of Eternity Sword-
ブランド名
XUSE
得点
80
点
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
SLGに飢えていた18禁ゲーから見ればまさに天恵。たしかに、「エロゲとしては」間違いなく面白い。しかし、その枠に存在価値はあるのだろうか。業界全体のゲーム性を高めていくには、そのうち、余計な枠を取り払った見識が必要になってくる。そう思わせてくれる大作だ。 →
長文感想(3643文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2006年10月17日18時00分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
アマナツ
ブランド名
あざらしそふと
得点
79
点
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
オーソドックスな初心者向けの作品。悪く言えば代わり映えのない、良く言えば安心して読み進められる恋愛模様の描写が強み。季節感を感じられる水着Hと夏服Hはもちろん全員完備。エロゲーとしてありふれてはいるけれど、なくては始まらない。そんなお約束のシーンや描写を堪能したい方にはうってつけの、夏の佳作である。 →
長文感想(1680文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2022年09月29日19時49分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
響野さん家はエロゲ屋さん!
ブランド名
Sonora
得点
79
点
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
元エロゲーショップ店員が書く作品の感想。それと、お店での思い出話とか。 →
長文感想(23181文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2021年01月03日00時42分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
オモカゲ ~えっちなハプニング!? なんでもどんとこい!~
ブランド名
あかべぇそふとすりぃ
得点
79
点
おかず得点
(とても使えた)
一言コメント
可愛い系の絵柄では珍しく、何気にHシーン回想数の多い優秀な萌え抜きゲー。シナリオの薄っぺらさは冒頭で把握できるため、合わない人はストーリーをある程度流し読みしてほしい。実用性は高い。 →
長文感想(1451文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2019年02月15日21時32分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
てにおはっ! 2 リミットオーバー ~まだまだいっぱい、エッチしよ?~
ブランド名
root nuko+H
得点
79
点
おかず得点
(とても使えた)
一言コメント
刺さる人には刺さるSМフルプラ作品の雄。ファンディスクなのだが、そんなことすら忘れてしまうぶっ飛び具合がここにある。今後のブラッシュアップは必要だが、作品の良さをに残しつつ、性癖特化路線をこのまま究めていってほしい。 →
長文感想(1837文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2019年02月03日22時53分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
封緘のグラセスタ
ブランド名
エウシュリー
得点
79
点
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
装備強化やクエスト消化など、やることが細分化されている分だけ作業量は多いが、特化した分野に欠けている器用貧乏なRPGという印象。次第に硬質化していく戦闘と最適化されていない封緘、および鑑定の操作性が最大のネック。どんなゲームでも、快適なプレイングなくして真の楽しみ方は味わえない。 →
長文感想(3970文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2019年02月01日18時58分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ワガママハイスペックOC
ブランド名
まどそふと
得点
79
点
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
原作はファンディスクがなくてもやっていける。だが、ファンディスクには原作が必要だ。原作なくしてファンディスクなし。その意味を問うならば、この作品は原作の強みを最大限に生かすべきだった。 →
長文感想(2486文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2017年09月10日00時42分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
9-nine- ここのつここのかここのいろ
ブランド名
ぱれっと
得点
79
点
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
単純に販売方法と作品の相性が悪い。一話完結型のエピソードでない作品を分割したために、本来は無用であったはずの批判を招いている。一時的な外見でも、現時点では中身の一番外側になる。露出した部分に、より気を遣うべきだ。 →
長文感想(1160文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2017年05月27日11時42分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
彼女と俺の恋愛日常
ブランド名
Parasol
得点
79
点
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
単純に力作と思う。Parasolは、“絵”と“キャラクター”と“個別ED曲”以外ではこれといった特徴に欠けがちな不安定なブランドで、局所的なセンスの良さを除けば、作風の変化に耐えきれない作品が多かった。琴線に触れるストーリーよりも中の下あたりの益体のない話のイメージが脳裏から離れず、迷走している感すらあった。ところが、この作品は主題と中身とで均整がとれている。登場人物たちが大なり小なり抱えている悩みを解決していくコンセプトは一見重そうだが、学園生活やイチャラブでそれを相殺しつつ、うまく課題と向き合っている。さらに、おかしな方向に展開しないおかげで、全体が“いい話”として纏まっており、中でもアリスルートは実に読みやすい。18禁の要素はやや強引な導入こそあれど、体内の描き込み具合やモザイク処理の精度など、可愛い系の絵にしては頑張っており、しかもアナルは全員完備。声も合っており、総じて侮れない。
投稿日時
2017年02月10日12時09分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
学校のセイイキ
ブランド名
feng
得点
79
点
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
価格帯を考慮するならば、極めてコストパフォーマンスに秀でた作品と言える。一連のシリーズ全体の兼ね合いに鑑みて評するならば、世評に毒されたために主体性を失った作品と言える。分割スタイルの良い点と悪い点を示唆してくれる教本的存在。 →
長文感想(1255文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2016年12月11日00時51分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
てにおはっ! 2 ~ねぇ、もっとえっちなコトいっぱいしよ?~
ブランド名
root nuko+H
得点
79
点
おかず得点
(とても使えた)
一言コメント
フェチシズム溢れるS級ヌキゲー。エロまわりの充実ぶりは前作の比ではない。制作陣のパッションがぎゅうぎゅうに詰まっている。シチュエーションの2割ほどはドSかドМに極振りされているが、得も言われぬ淫靡な雰囲気の絵に突き抜けたエロ台詞がベストマッチ。一つ一つのシーンの尺も長く、回想数も80超えとボリュームと質に関しては言うことなし。シチュエーションも多彩かつ特殊性に富み、脇コキやアナルプレイは当たり前で、特殊すぎる腹コキまで取り揃えている。ユーザー側が買い渋るネックと言えば、喘ぎが「んほぉ」を通り越して「ぶひぃ」レベルであること、ビジュアルが特徴的であること、SMシチュがそこそこ多いことくらいのものだ。実用性を重視するユーザーの嗜好によっては、当代随一になりうる力作。
投稿日時
2016年05月30日20時50分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
君の魔名はリナ・ウィッチ
ブランド名
LiLiTH
得点
79
点
おかず得点
(かなり使えた)
一言コメント
ワイ語・トロ顔・媚薬のトリプルコンボはお馴染みだが、白リリスが桃リリスになったかのような、甘めのエロシーンが白眉。程よい長さ、高い濃度に加え、ギリギリの下品さを兼ね備えている。トンデモ卑語の頻度が高い割にギャグになっていないし、総じて和姦としての節度を危うく保ちつつ、ヌケる作品に仕上がっていると思う。シナリオは勧善懲悪短編ものとして無難な出来に留まるが、先に書いたエロの質、秋空もみぢ+高質な塗り、艶のある声の3つで十分お釣りがくる。昨今の白リリスにしては、やや幼く見えるヒロインのビジュアルも特徴的だ。減点対象はバッドエンドのリョナと、リナのエロシーン着衣時の衣装に偏りがあることくらい。内容からすると、死と絶頂の対比は無用で、むしろハーレムに戻るルートがあればトロ顔和姦を突き詰められたのではないか。それでも、リーズナブルな価格帯を考えれば不満はさほど感じない。ゲーム開始画面のピアノ曲は◎。
投稿日時
2015年11月21日02時38分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
妹のセイイキ
ブランド名
feng
得点
79
点
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
認めたくないものがある。 →
長文感想(3561文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2015年11月05日14時48分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
オタサーの姫に告られた結果wwwww
ブランド名
みさくらなんこつハースニール(CIRCLE)
得点
79
点
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
エッジの効いたシニカルが、ユーザーの胸を痛烈に抉る作品。オタクに対する皮肉と共感、多少の同情、わずかな自虐などがひしめく中、ネガティブな共感と作品の異常性が際立つ。誰もが触れようとしなかったオタクのパンドラの箱を開けたにしては、裏面的な事実描写がやや淡白なのが惜しまれるが、得も言われぬ嘔吐感はこの作品でしか味わえない。風刺的な意味合いが極めて強く、ユーザー同士の無言のかばい合いを眼前に突きつけられた気がして、とても後ろめたい思いをした。鏡の中の誰かに殴られたような感じだ。醜悪な心を暴く罪深い禁忌ながら、それでも天上からの救いはある。神のブラックユーモアに託けて言えば、この作品は喜劇でしかないのだから。
投稿日時
2015年05月09日17時51分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ゆきこいめると
ブランド名
FrontWing
得点
79
点
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
雪が溶けるというよりは、とろけるような恋愛を。 →
長文感想(1393文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2015年04月25日01時22分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
トキノ戦華
ブランド名
Studio e.go!
得点
79
点
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
中古市場でも忘れ去られていたスタジオエゴ往年の名作。ネット認証システムを搭載しているにもかかわらず、認証を通す機構が長らく存在していなかったため、事実上の「喪われた作品」と化していた。それゆえ、認証が復活したいまになって、「本当に埋もれている作品」へと昇格したように思う。スタジオエゴ諸作品の例に漏れず、シナリオはいつものエゴ味。色々なバグが残っているし、操作性もRTSにしてはかなり悪いほうだ。それでもこの作品は、低迷していたエゴ最後の輝きとしてもう少し認知されてほしい。比較的ゲームバランスは良好で、『IZUMO』クラスの出来を期待してもいいだろう。ただし周回性に対してはきわめて脆弱なため、その点は注意が必要である。CGが一部おかしいのはもはやご愛嬌。気にしてはいけない。
投稿日時
2015年01月15日20時43分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
-堕ちモノRPG- 聖騎士ルヴィリアス
ブランド名
ダイジョビ研究所(CIRCLE)
得点
79
点
おかず得点
(かなり使えた)
一言コメント
堕ちモノRPGの力作。誰もが手に取りやすい価格帯でありながら、馬鹿にならないクオリティのボイスとCGとを兼ね備えている。息抜き程度の小作にもかかわらず、物語の短さと堕ちる過程のバランスはなかなかに絶妙。価格以上の充足感を我々に与えてくれる希少な作品で、荒削りの美醜を併せ持つのも同人ならではの特徴だ。堕ちモノと言うよりかは、落とし物を拾った感じがする。 →
長文感想(2168文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2014年07月30日01時46分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
限界凸記 モエロクロニクル(PSV)
ブランド名
コンパイルハート
得点
79
点
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
家でやろう。 Please do it at home. →
長文感想(953文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2014年06月15日17時15分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
Love Sweets
ブランド名
MOONSTONE
得点
79
点
おかず得点
(かなり使えた)
一言コメント
良質なイチャラブゲー。一見何の変哲もない学園モノながら、ネガティブな材料が全くと言っていいほど見つからない。構想がツボに嵌ったかのような安堵感を覚える。ありがちな風景を可能な限り魅せようと尽くした堅実な力作。 →
長文感想(1767文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2014年04月29日23時34分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ひとつ飛ばし恋愛
ブランド名
ASa Project
得点
79
点
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
ひとつ飛んでいるのは、ヒロインと主人公の間柄だけとは限らない。 →
長文感想(3317文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2013年05月13日14時15分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ないしょのないしょ!
ブランド名
Iris
得点
79
点
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
実にけしからんロリゲーだが、この選択はブランドにとって実に正しかった。突き抜けたがゆえに、他では見られない魅力がこれでもかと詰めてある。 →
長文感想(2656文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2012年12月05日03時41分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ピュアガール
ブランド名
FrontWing
得点
79
点
おかず得点
(かなり使えた)
一言コメント
変態とは純粋の裏返し。変態だからこそ、真っ直ぐに生きることができる。 →
長文感想(3269文字)
投稿日時
2012年10月22日22時31分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
創刻のアテリアル
ブランド名
エウシュリー
得点
79
点
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
かたや物語を進めるための手段としてのカードゲーム。かたやエッチシーンというご褒美を見るためのカードゲーム。前者ゆえに試された、エロとシナリオのバランス。馬にはニンジン、猫にはマタタビ、エロゲーマーにはエロシーン。それを崩すのは難しい。 →
長文感想(3321文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2012年05月26日02時32分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
放課後☆エロゲー部! ~エロゲー制作のため女の子とえっちしまくりな毎日~
ブランド名
MOONSTONE Cherry
得点
79
点
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
伊藤と言えばNice boat。伊東と言えば――― →
長文感想(1435文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2012年04月13日00時36分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
DRACU-RIOT!
ブランド名
ゆずソフト
得点
79
点
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
丁寧に作った感じ。それがゆえに、襤褸を出してしまったゲームだと思う。 →
長文感想(4167文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2012年04月10日01時45分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
めばえ
ブランド名
たぬきそふと
得点
79
点
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
もとの濁りの、たぬきが恋しい。 →
長文感想(1869文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2011年12月20日11時54分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
へんし~ん!!! ~パンツになってクンクンペロペロ~
ブランド名
May-Be Soft(有限会社リエーブル)
得点
79
点
おかず得点
(とても使えた)
一言コメント
“パンツを脱がす派”も“パンツを脱がさない派”も、つと押し黙るしかない自己主張の強さ。エロゲーなのだから、パンツになることくらい夢見てもいいだろう……第三勢力の魂の叫びがここにある。作品が優れているという意味でも、鬼畜色をギャグストーリーで塗りつぶしているという意味でも、実に傑作である。 →
長文感想(2073文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2011年08月04日13時12分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
輝光翼戦記 天空のユミナ
ブランド名
ETERNAL
得点
79
点
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
永遠神剣シリーズの一翼に相応しい完成度。粗さも残るが、「遊べるエロゲー」としては合格点を出せる。 →
長文感想(3191文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2009年03月31日23時18分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ef - the first tale.
ブランド名
minori
得点
79
点
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
minoriは、いまだ「minori」に成りきれずにいる。 →
長文感想(2328文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2007年01月04日10時07分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
私立アキハバラ学園
ブランド名
FrontWing
得点
79
点
おかず得点
(あまり使えなかった)
一言コメント
ここまでバカに付き合うとは、ライターもバカを通り越して潔い。 →
長文感想(1866文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2006年04月21日19時17分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ヴィーナスリゾート 巨乳乱交アイランド 迫川悠生編
ブランド名
Pure-Liquid
得点
75
点
おかず得点
(かなり使えた)
一言コメント
とにかく絵が綺麗でストレートな抜きゲー。二次元における企画ものAVを鑑賞しているような感覚。DMMでのダウンロード販売のみという限られた販路は、ユーザーとしてはあまり歓迎できないが、内容そのものはとても質が高い。豊富な淫語、迫力タップリの美巨乳、張りつやのあるお尻、ユーザーを飽きさせない構図や体位など、抜きゲーとしての要諦を満たしていながらも、回想数も25とたいへん充実している。ストーリー分岐もあってこの低価格というのは、なかなか侮れない。キャラクターの好き嫌いを除いては、さして文句の付けようがない出来だと思う。パッケージや紙の説明書がない分だけ安価になったミドルプライス抜きゲーと考えれば、この上なく実用的な作品と言える。夏、水着、調教、輪姦……これらのキーワードにピンときた抜きゲー好きは手を出してもいいのではないか、と思える作品であった。続編の金髪娘には期待大。
投稿日時
2017年12月18日22時01分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
交姦の虜たち…
ブランド名
Waffle
得点
75
点
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
ライトで肯定的なスワッピングもの。背中を駆け上がる背徳のカタルシスを味わえるが、如何せん物足りない。それもそのはず、スワッピングとしての一つの到達点である“パートナーを交換しての中出し”で、物語が閉幕してしまうからだ。それゆえ背徳的なシチュエーションの余韻が長く続かず、幕引きも尻切れトンボのように映ってしまう。中出しは、形式的には目指すべき頂点であるが、その後の展開が気にならないと言えば嘘になる。視点変更という背徳感を増長させる仕掛けを取り入れているだけに、もっと中出しに対する葛藤や嫉妬、中出し後の乱痴気騒ぎを描いてほしかった。スワッピングに関しては、空白をプレイヤーに想像させるよりも、下衆な事実を容赦なく突きつけたほうがインパクトは強くなる。露骨なシーンカットも減点対象で、ミドルプライス相応の内容なのはつくづく惜しい。ただし、描写が濃くないぶん、スワッピングの入門には最適な一本であろう。
投稿日時
2017年11月02日00時09分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
初恋*シンドローム
ブランド名
Campus
得点
75
点
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
総合力の高いロープライス作。設定や物語には大小の疑問が残るし、場面転換も煩わしいほど多い。それを踏まえた上で敢えて高く評価した理由は、総合力が高いことに加え、価格を忘れそうになる商業作がまだ数えるほどしかないからだ。全年齢版(無料)の存在は構成力の高さを暗に示しており、初心者や若年層をターゲットにした作品づくりも垣間見える。それにもかかわらず、玄人にもヒットしそうな絵柄をチョイスしているあたり、「そこに目をつけるとは流石だな!」とその狙いに唸らざるを得ない。ただし、物語上の意味合いや大人の事情のせいで、有料版をプレイした方がモアベターなのは詮無いところか。個人的には満足のいく内容で、さらに価格帯やプレイ時間を加味するならば、“5ルートもやってられないプレイヤー”にはエクセレントな一作となりうる。コンビニスイーツではないが、“ちょっとリッチなロープラエロゲー”としてプレイしては如何だろうか。
投稿日時
2017年04月30日21時31分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
はるるみなもに!
ブランド名
Clochette
得点
75
点
おかず得点
(とても使えた)
一言コメント
イマイチな作品の続くクロシェットの不調を物語るようで、今回もどことなく煮え切らない。実用性を追求した18禁要素が高まりを見せた事は手放しで喜びたいが、物語上における18禁要素……物語の上でも“大人向け”という意識をプッシュしすぎたせいで、この2つが盛大に喧嘩してしまった。作中最大のミステイクの象徴は、「子を成すことの意味」を読者に印象付けようとしたことに尽きるだろう。機械的に統一されたエンディングは、ヒューマンドラマとしての魅力の無さをまざまざと露呈しており、シナリオとエロのバランスは著しく不安定。全編を通してそこかしこに顕出する主題推しが、作品づくりの無用な障壁と化している。クロシェットの悪癖と言うべきか、主題を重く捉えすぎて、気軽に読める特長をフイにする傾向が強く出ている。憂慮すべきである。 →
長文感想(2958文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2017年04月26日00時58分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
お兄ちゃん、キッスの準備はまだですか? エッチの準備もまだですか?
ブランド名
Tinkle Position
得点
75
点
おかず得点
(それなりに使えた)
一言コメント
いわゆる“お兄ちゃん向け”の素晴らしく甘ったるい作品であるが、如何せん痒いところに手が届いていない。ライティングを一本化した影響か、正編の単語と異なる表記を用いていたり、(分岐を考慮しない場合)妹たちが特定の淫語を口にする機会がなかったり、テキストをよく見ている人にとって、気になる取りこぼしや不満点がいくつかある。エッチシーンの構図は視覚的に新鮮味を感じさせるものの、反面、“夏”を魅せるイベントや附随する一枚絵に欠け、季節ものとしての印象は薄くなっている。よりコアなユーザーがプレイしがちな作品としては、監修不足が否めない。ただし、妹たちの造形や性格は言うことなし。背徳感を封じ込めた分だけ味わえる糖度の高さも、自慢していいと思う。筋金入りのシスコンに捧げられるべき一作であることに、もはや疑いの余地はない。内容はこの上なく甘いが、同時に詰めの甘さも露呈する、うっかりタイプの作品と言えるだろう。
投稿日時
2017年03月14日09時39分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
VenusBlood -RAGNAROK-
ブランド名
DualTail(DualMage)
得点
75
点
おかず得点
(かなり使えた)
一言コメント
血は、固まりつつある。 →
長文感想(1843文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2017年02月06日01時00分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
スキとスキとでサンカク恋愛
ブランド名
ASa Project
得点
75
点
おかず得点
(まったく使えなかった)
一言コメント
広範な年代をカバーする多彩なパロディや、随所で頭のネジが緩くなる登場人物たちの爆笑コントは健在。メタ発言やギャグセンスからは、「さすがはASa project」という満足感や安心感を得られた。『恋愛0キロメートル』で観測した最大瞬間風速には到達していないが、常に笑いの風が場を吹き抜け、物語に若さを感じさせる。すらすらと読みやすいライトな作品と言えるだろう。惜しむらくは、サブキャラたちの個別ルートがあまりにも不憫すぎる点、タイトルほど三角関係を意識させられなかった点、モブキャラに声がなかった点に尽きるが……その短所ですら、一人のエロゲオタが吹き飛ばしてしまった。木須志衣菜、実に恐ろしい子である。 →
長文感想(1902文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2016年12月04日18時16分
ユーザー名
Atora
ゲーム名
ここから夏のイノセンス!
ブランド名
Clochette
得点
75
点
おかず得点
(だいぶ使えた)
一言コメント
クロシェットの谷間的一作ながら、次の高峰への筋道をつけてくれそうな作品。これまでの作品と比べて、わずかに格が落ちるものの、面目を保った繋ぎの佳作。 →
長文感想(1544文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
2016年08月16日22時48分
ユーザー名
Atora
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