良いとは思うんだけど…
前半は特に、主人公が(下ネタで)暴れまくるし、少々ついていけない所が多かった。
主人公を許容できるかが、この作品を好きになる上で大きなウェイトを占めると思う。
途中幾度とループするところがあるので、苦痛に感じられる所もあった。
後半からは主人公は正常になってくるので、そこからは楽しめた。
作品の中の世界は非常に面白い。 いわゆる『パラレルワールド』。
パラレルワールドについて扱っている作品を知ってたりすると、この作品の世界観が理解しやすい。シナリオは、上手い…というか、表現にセンスを感じる。
BGMはピアノを基調として良い曲があり、世界観にもあっていい印象を受けた。
最終的ラストまで辿り着いたけれども、自分の中で釈然としない、
もやもやとしたものが残ってしまい、感動・泣くまでには至らなかった。
けど、この作品は感動というよりも、「考える」ことを再確認させてくれたと思う。
「人との繋がりの大切さ」
当たり前だけど、これからも大事にしていきたいなと考えさせてくれました。