スタッフィング作品は催眠導入に定評がありますが本作でも健在です
「HARE」「おくとぱす」氏らの数々の作品の売りといいますか押しの部分は何と言っても催眠導入です。
いくら催眠といえど万能ではない、いやなことは拒否されてしまうしその瞬間目覚めてしまう。
そうならないよう認識を変えたり、反復で何度もかけていくことで、徐々に深いところへと堕としていく。
催眠実験や催眠遊戯でもそういった催眠導入の表現が素晴らしかったですが、本作もその催眠導入シーンはばっちり健在です。
ロープライスだからか、ヒロインが一人だけ、表ルートも裏ルートもほぼCG使いまわし(テキストは異なるのである意味別シチュには見えます)という不満はあるものの、個人的にはかなり催眠導入の部分で興奮できたのでこの点数にしました。
というか、一番催眠導入のシーンがエロいかもしれません。やけに導入シーンの際に真志保を椅子に座らせて催眠をかけるCG数や立ち絵数が多いのに、作り手のこだわりが見えたところが大きかったです。
キャラデザもいままでのスタッフィング作品で描いていたさより氏から宇路月あきら氏に変更になっていますが、特に気になるようなことはなかったですね。むしろ昔はのっぺりしてたのが、新しいキャラデザの方はふっくら丸みがあり、とても可愛らしい絵柄で好みでした。
あ、催眠ゲーといえば瞳のハイライトが抜けた表情ですが、本作ではCGしかり立ち絵しかりふんだんに盛り込まれてるのでそこは安心してください。ただ、ボリュームが短いんですよね。値段相応って感じでした。
それにしてもスタッフィングの前作からもう4年も経つんですね。
HPはほぼ更新なし、ツイッターもbot化していたのでブランドとしてはもう機能していないのかと思いました。
(HARE氏やおくとぱす氏はその間も作品を出してましたが、スタッフィングとしてはもう出さないのかとばかり)
スタッフィングの生存報告ができた点、タイトルにCase:真志保とある点、MCのリメイクという点から、多分続きがあるはず?だと思うので、また気長に次回作を待ちたいと思います。
気に入ったシーンはエロではないんですが表ルートのデートシーンで催眠かけたままデートというシチュが良かったです。ここでCGがあればなお良かったのに・・・。普通の立ち絵だけのシーンなんすよねぇ。