自分で自己解決できるなら疑問をなげかけるな、主人公よ。
某ダウンロードサイトでセール価格500円と宣伝されてたことがきっかけでプレイしました。
感想としては
「かなりクセの強いテキスト」
「輪をかけて主人公のセリフがよろしくない」
「街の人々がロリすぎる」
この3点につきる。でしょうか。
まず、舞台は九州。熊本。モデルはSL人吉号と、鉄道に詳しくない私でもピンとくる内容の設定が出てきます。
ですので、もちろん登場人物も「熊本出身」となります。
、、、その登場人物たちの「方言」がとってもクセが強いんですよ(汗
ゲームだからといってここまで熊本弁アピールの激しい、クセの強い熊本弁をしゃべるやつがいるのか?
と勘ぐってしまうくらい熊本弁推しがすごいです。
実際にリアル熊本出身の知り合いが何人かいますが会話しててもここまで酷くはないんですよねw
まぁ、ゲームという媒体である以上、分かりやすさが重要なのはこっちも理解してるつもりなので
極端に熊本弁を出すことで舞台設定を分かりやすくしてるんだというならそれはそれでよいです。
ただ、日々姫の「にぃに」の言い直し。さすがにこれはしつこかった。
日々姫、性格も良いしキャラ設定も悪くないのに、セリフの最初に必ずといって良いほど
「にぃに・・・あっ、兄さん~~~」と言い直すのは正直聞いてて苦痛でした。いい加減に覚えろよと。
次に主人公。
題名にも描いた通り、主人公はヒロインに対して疑問を投げかけて質問するくせに
その問いを自己解決して自分で答えを言ってしまうという場面が随所に現れます。
ハチロクも主人公を試すようなセリフ、言い回しシチュが多いということも相まって
「主人公がハチロクに質問」→「ハチロクは試すようにヒントだけ提示」→「あ!こういうことか!答えはXXXXだ」という
主人公のセリフがほとんどこのパターンの繰り返しですw
このワンパターンを繰り返してるくせに、いつの間にかヒロイン達と付き合いだすので
こちら側としては恋愛要素が置いてけぼりになったままメインシナリオが進んでいくような感覚を受けました。
というかぶっちゃけ、最後まで主人公のしゃべり方が好きになれなかったです(汗
最後に街の人々について。
これを書いてしまうのは少し躊躇があるというか、こんなこと書くくらいならLose作品やるなよと
ロリコニア・ロリコンの方々に怒られてしまいそうですが、、どうしても一言だけ。
街の人々の見た目と仕事内容が合ってなさすぎますw
日々姫は「仕事」としてイラストレーター、作家、カラーコーディネーターをしてるのに見た目は中学生。。
ポーレットは街の「市長」であり御一夜鉄道株式会社の「社長」なのに見た目は高校生。。
ふかみは川下り屋の「商売」をしてるのに見た目は小学生。。
凪も見た目は小学生なのに「バイト」してる。。
この世界感に最後まで慣れることが出来ずに終わってしまいました。。
なんか、、、Lose作品をプレイしてしまってすみません。。
正直なところ、本作のライターさんとは相性が悪いまま読後を迎えてしまった。。
とはいえ、E-mote、CG、背景、声優さんの演技に関しては文句なしのクオリティだったのと
あまりSLに詳しくない人間でも一度はSLに乗ってみたい!と
思わせてくれるような作品ではあったので、それに関しては評価しています。