原画の塗りはパワーアップしてるし、キャラクターデザインも可愛くなってるんだが、少々物足りなかったかな。
まず、一番最初にぱっと思いつく点として、最も突出してるのが原画の塗りです。
これは前作からかなりパワーアップしていまして、物凄く美麗です。(これはホント高画質で見たくなるくらいですよ)
上手くは言えませんが、エロゲ塗りと呼ばれる類のものから、数色多く使って塗ってる感じですかね。(原色と陰の中間の色でぼかし塗りしている感じ)
キャラデザも可愛く可愛く作ろうとしてるのが如実に出ていて、例えば衣装のデザインが凄い可愛い。
カラーリングもアメリカ?を意識した感じになってるし、アクセサリ等の衣装のアクセントも良いです。
なので、見た目やキャラデザにピンと来たらやはり買いかもしれません。
(ただし、KAIのゲームは見た目とは裏腹に中身が結構エグいので注意ですがw)
なので、見た目としてはとても好みなんですが、いかんせん核となるエロシーンがですね。。。
う~ん、私がただこういった系統になれてしまっただけなのかどうなのか分かりませんが
結論からして「似たり寄ったり」だったかなと。
いや、エロシーンが少ないと言っている訳ではないです。
数え間違えでなければ、41シーンあり、その中でもノーマル/ハードと選べるタイプのシーンが何箇所かありまして
体感的にはもうちょっと多く感じると思います。
ただ、ワンパターンという点と、結構シチュが被ってるシーンがあり、それらがトータル的にみると
先に言ったとおり似たり寄ったりといった感想が出てきました。
(まぁ、これについてはユーザの好みにもよるとおもうので、そうは思わない方もいると思いますが)
あと、エロシーンを抜きにしたとしても全体の尺が短かったです。
いや、こちらも、こういった抜きメインのゲームにシナリオを求めてはいけないと思うのは重々承知の上ですが
それにしてもちょっと短かったかな~と思いまして。。。(どうしても一言不満を言いたかった)
本作では、従来の主人公タイプの進行ではなく、メインヒロイン2人が主人公代わりとしてかけ合いながらシナリオを進行していきます。
もちろん、主人公がいない分ボイスがない文字だけのセリフが減りますし
かといってボイスに使用できる予算が決まっているとその中でやりくりしないといけないので
単純にメインヒロイン2人のセリフ(ボイス量)を増やすともいかずに結果、尺が短くなってしまったのかなと思いました。
あとはサウンド面。
BGMに関しては普通にいい感じの曲が多く、ノリもよくてとっても好印象でした。
ただ、キャラのボイスがなんかこもって聞こえたのは私だけでしょうか。。。?
(サウンドカードの相性のせいかと思い、色々いじってみたんですが全然音がこもってる感じが取れなくて。。。
前作でも特定のキャラのボイス音だけやけに小さかったりしたので、ソフト側の問題だとするとサウンド面の強化が今後の課題かなと思います)
個人的には、インパクトで言うと前々作、内容だと前作の方が好みでした。
■自分用メモ
テックジャイアン12年8月号にマニア特集第一弾として触手についてのコラムがあり
原画の〆鯖コハダさんがイラストとコメントを載せてましたが、やはり生粋の触手好きなようですね。
中でも好きなプレイとして、大小関係なくおっぱいが好きなので胸に触手が絡みつくのが好きだそうですw