物凄い雰囲気がよい作品。舞台は雪国で寒んですが、攻略が終わるとどこかほっこりしました。
ねこねこが復活してからの作品では本作が初プレイで、スカーレット以来のねこ作品でしたがこれはかなり楽しめました。
どちらかと言うと、ゲーム性はコットンっぽい感じでしたが、雰囲気というか、感じる「匂い」みたいのはいつものねこだったかなと思います。
※キャラ感想ネタバレありです。
なんと言ってもメインの中のメインであるマルシナリオの力の入れようが凄かった。
いつのまにやら普通に付き合ってたり、Hするのもとても前向きだったりと
とても「リアル」な幼馴染との恋愛みたいのを読んでて感じましたね。
そして、最大のダークホースが樹奈シナリオです。
他のヒロインの樹奈はどっちかと言うと主人公の悪友ポジションでお笑い担当のキーキーキャラなんですが、あの樹奈編の性格の変わりようがものすっごいですw
樹奈は一番の親友であるマルに遠慮して主人公と付き合うのを躊躇うんですが、この話が他のルートに比べてかなりシリアスなんですよ。
まぁ、シリアス度で言うとそこまで高くなく中くらいではあると思うんですが、他のシナリオと「ゆきいろ」という作品の雰囲気からするとかなり異質なんですね。
ただ、そこが逆に良かった。最後も落ち着くところに落ち着きましたからね。
翠子さんシナリオではかなりギャグが面白かったです。
マル編も結構笑いがあったけど、やっぱり翠子さんシナリオは笑いで言うとダントツかな。
ただ、あきら編とちとせ編はかなりおまけ要素が強くて、そこがちょっと残念でしたね。
確か元々この2人は攻略対象では無かったんですが、そこそこ人気があったため
発売延期したタイミングかなんかで攻略対象に格上げされたと何処かで見たような。。。
あと、幼少編のあきらと現在編のあきらのキャラデザが変わってるのがかなり気になりました。
大きくなったあきらの立ち絵みて「え??」と最初思いましたもんw
システム面やサウンド面は問題無しで、声優さんも安心して聞ける方々ばかりでして
とても安定感と安心感がありました。
尺は少々短めで、忙しい社会人とかには向いてるかもしれません。さくっと攻略できました。
ただ、先では樹奈編をべた誉めしましたが、やはり作品全体で見ると、ヒロインの性格が統一されてない。
複数ライターのためどうしてもシナリオに差が出てしまうという点では少々減点になるかなと思います。
あと、本作は北海道を舞台にしていますが、シナリオの中で「捨てる」という表現がありましたが
向こうではまず間違いなく「なげる」という方言を使います。
また、さっぽろ雪祭りの雪像は自衛隊が作ってるのを「聞いたことある」という表現でしたが、そんなの向こうの人は絶対知ってることなので
もっと北海道の方言やなんかを使ったりすれば、より雪国の印象が強くなったのに、ちょっと詰めが甘かったかなと思いました。
ただ、本作は先に述べたように雰囲気がとてもよく、「エロゲらしい」作品に仕上がっていますので
ウザキャラ等も居ませんし、とっつきやすい万人受けする作品かなと思います。
(ただし過度な期待はしすぎないほうがよいです。ほっこりしたい人向け)
余談ですが、最初OP見たとき、OP曲の「六花うた」が英語なのにとても驚きました。
これ、かなりいい曲なので是非聞いてみてください。