最初の1周目はすごい面白い。2週目以降は退屈。そんなゲームです。
本作は発売までホント色々ありましたね。
ケンジ氏渾身の3作同時開発予定だった3作目(涼香さん原画作品)が凍結になったり
本作のマスターアップ後に、大幅修正を加えての発売延期なんてのも記憶に新しいです。
(この件についてはお上から何か言われたのでは等、色々憶測がありましたがホントのことはよく分かりませんw
事件についてはググって頂ければまとめスレが出てくるかとおもいますのでそちらをどうぞ)
そんなこんなでやっとこさ発売できた本作。
正直、1週目はすごく面白かったです。
なんと言っても、共通パート。
いつものケンジ節(キャラのボケとつっこみ)についてはいつもどおりですが
なんと言っても、ちょっと昔のロープレをやってる感覚になれたところがとても面白かった。
どちらかというと、ファミコンやスーファミのロープレに近い感じでしょうか。
あの頃のロープレって大体パターンが決まってて、魔王を倒しに勇者が旅立つ。
仲間を増やして、船を手に入れ、時には空を飛んだりしながら冒険の幅を広げていく。。。みたいな。
この辺の「流れ」みたいのが、本作では随所に取り込まれていて、プレイ中にもニヤリとさせられる所が結構ありました。
ただし、残念なのが2週目以降。
というのも、共通パートが終わって、個別パートに入るんですが、この個別パート。
ヒロイン4人ともほとんど同じなんですよ。シナリオがw
変わるところと言えば、エロシーンと最後のエンディングくらいでして。。。
なので、2週目以降は最初から最後までほっとんどスキップで終わってしまいます。
これが非常に残念でしたね。
まぁ、個別ルートをバラバラのシナリオにしてしまうと、共通パートとの整合性という面からして
ちょっと作りづらい話になってるとは思うんですが、もうちょっと工夫出来たのではないかなとも思います。
だから、そういった意味で言うと、前作の真夏の雪の~とはまるで真逆な作りになってますね。
(向こうは個別入ってから個別入ってからと、オールクリアしないと話が分からない作りになってますので)
相変わらずのキャスト非公開ですが、まぁ、大体は声聞くと分かるかと思います。
最初は非公開のせいで不安に思ってましたが、そこまでペーペーの人も居なかったと思うので、安心してボイスを聞くことが出来ました。
なので演技についてもまぁ無難というか全然普通に良かったと思います。
あと、グラフィック面ですが、塗りについては文句はないんですけど
如何せん、原画の、特に輪郭線がとっても気になってしまいました。
というのも、線が太いw
いや、これも特徴の一つなんですと言われればそれまでなんですが、
立ち絵や、一葉さんの他の絵なんかは別に普通なのに、CGになると急に線が太くなってるのが
私には合わなくてちょっとそこが気になってしまいました。
■自分用メモ
発売記念の一葉さんサイン会に当選したのでサインもらってきました。
というか、他のブランドもなるべく発売日の金曜をずらして、土日に開催して欲しいです(本作のは発売翌日の土曜だった)
金曜のサイン会とか仕事休んでしか行けないので。。。
そういえば、横のホワイトボードにケンジ氏がうろ覚えで描いたアスモのイラストがありましたw