別に悪くはないと思うんだ。。。ただテキストは読みづらい。
私個人としては可も無く不可も無くといった評価でしょうか。
そこまで悪い評価はではないけど、ここはもうちょっと。。。といった所が目立っているため、良作まではあと少しの4位入賞みたいな感じでしょうかねぇ。
まず、テキストが読みづらいです。(若干古臭い感じもする)
というより言い回しが回りくどい。3を言いたいのに1245ときて、更に1212と繰り返して3を言うみたいなw
また、共通パートを抜けると涼&詠歌 or 胤&紡パートに分かれて、更にそこから各個別パートに入るのですが、涼&詠歌 or 胤&紡パート内の既読感がハンパないですw
何故か既読スキップ出来ないし、「これ読んだことあんじゃん」ってのが多かったのが減点ですかね。
個別パートも少々ボリューム不足な感じが否めません。
舞台も主人公は学園の生徒会長なんですが、あまり生徒会チックなイベントが少なく、主だったイベントが主人公(とヒロイン達が同棲している)の家の中での話が多くてそれがもったいなかったかなと。
その反動でか、共通パートの七不思議イベントはかなり面白く感じましたね。
でも、その辺りを除けば普通に良作な萌えゲーだと思います。
特にヒロイン達のCGや立ち絵がカワイイ!!(まぁ、ここが一番の売りでしょうし、自身の点数の大半はこれで稼いでますw)
それにCGや背景の差分で表現したり、ネタのために一枚背景使ったりとか昔からケロQはこういった演出が面白いですよね。
以下、キャラ別感想。(ネタバレ注意です)
■紡
彼女はやっぱ特急紡便でしょうwww
それに、ロリメイドさんなのに歳上というのがポイント高いです。
(でも、よく考えると恋桜先生とタメ語でしゃべってるってことは。。。)
それにしてもすれ違いから一度別れて、またくっつく的な古きよきエロゲシチュのシナリオは久しぶりすぎて逆に新鮮でしたね。
かわしまさんの演技も素晴らしかったです。
■胤
胤が一番可愛かったです。
シナリオは。。。う~ん、あまり印象に残らない感じですか。
ただ、胤の可愛さだけが印象に残る。。。そんなシナリオです(ってダメじゃんw)
まず、個人的にかなり好きな声優さんにランクインする如月さんが声担当しているだけで私としてはポイント高しです。
そして、サブキャラを多く演じられている如月さんがメインヒロインということでもう「ひゃっほぉぉぉうっ」って感じですw
■詠歌
今年で一番萌えゲーのエロシーンでインパクト受けた、某カミカゼの、おま〇こくるくる先輩には敵わないものの、かなり詠歌はエロかったですね。
あのオナ禁イベントは印象に残りましたw
詠歌シナリオだけ生死不明の両親について種明かしがあって、微妙~に謎(と呼べるか分かりません)が解けるようになってます。
個人的には主人公の兄に対して敬語でしゃべってくる妹ってのは少々ご無沙汰だったので新鮮でした。
■涼
う~ん、絵は好みなんですが、ちょっとツンデレのツン成分が多すぎてあまり萌えられなかったです。私としてはもっとデレが欲しいんですよ!
なので、かなり惜しいシナリオでした。シナリオ的には主人公の過去や涼の秘密などが盛りだくさんで良かっただけにもっとデレ成分が(ry
もし、デレを少なくしてエロシーンで涼がMっ娘になるギャップを表現したかったら、もうちょっとエロシーンをドMっぽくして欲しかったですね。(何か中途半端なドMキャラになってたと思います)
ボリューム不足やテキストの読みづらさには目を引くものの、売りであるCGはとても美麗で、それにその分といったらあれですがかなりCGの枚数が他作品に比べて多かったと思います。次回作(というよりサクラノ詩)に期待ですかね。