ゆずソフト5周年の集大成にして2010年最後の萌えゲー
※所々ネタバレありです。
2006年に処女作「ぶらばん」が発売して今年でブランド5周年となります。
ぶらばんが発売した時は、「自分の好きなこぶいち・むりりんさんが原画か~」「お、OPムービーにアニメーションが入ってる!」くらいに感じていたのが懐かしいです。
その後も順調なスパンでソフトをリリース。
今ではこぶいち・むりりんさん両名ともに名前を拝見しない日はないくらいの有名原画家さんです。
ブランドとしても成長し、某カードではゆずブランドでパックが発売されるほどになりました。
今作。間違いなくゆずソフトの集大成にしてブランド過去最高の作品です。
ブランド過去作品と比べてパっと思いついたことをつらつらと。
・ボリュームが違う。テキスト量測ってないから分からないけどかなり長く感じた。
・今までと違ってエロを重視している。しかも、下手にエロくして作品がぐちゃぐちゃになったりせず、上手く萌えとエロが融合している。
・表情パターンが豊富。(セリフ一つに表情が4、5回変わる時があり、どっち見て良いのか困るくらい表情豊かです)
また、こもわた遙華さんのSDキャラもとても可愛くていい味出しています。(メルトの時も思ったけど、ほんとSD絵上手いです)
キャラクタについて
■灯里
お嬢様の中のお嬢様だが、タカビーでウザい感じでは全然なく、凄くいいキャラだと思いました。高感度高し。
シナリオ上親父とひと悶着あるかなと思ってましたが、すんなり恋人を認めてもらって拍子抜けしましたw(ひと悶着は別シナリオでありましたね)
イチャラブ度でいうと一番高かったかも。。。
声はS音様の別名義です。最近までABの再放送を見ていたので若干ニヤケがとまりませんでしたがw
■静流
本作一番のダークホース。初見では「あまりタイプではないな~」と思っていましたがこの娘が一番エロかったwというより、「たーしゃま」にやられましたwww
夏野こおりさんの演技には感服しました。
シナリオはラストがちょっとご都合主義入ってるかなと思いましたが、たーしゃま言ってくれるなら他はどうでもいいですwそれくらいインパクトあった。
何故か主人公が静流よりも年上だと告げるシーンの静流の声が頭に残っています。。。
■ひなた
一番この中ではまとも?というか庶民派のヒロインです。
シナリオについてですが、主人公が影武者であるというのが間接的にひなたのせいでばれてしまい、クラスメイトと仲たがいしてしまうのがちょっと私的にはあまりに残念すぎて合わなかった。もうちょっと上手くシナリオを進めて欲しかったかな。
ところで佐々露香さんってなばさんであってるんだ。。。よね。。。?
■瀬奈
主人公のベッドに潜り込んで抱き枕のように抱きついているCGに物凄くエロスを感じましたw
瀬奈のシナリオでは笑いありイチャイチャあり感動ありで一番ゆずらしい感じがしました。(緊縛巨乳地獄ネタが多かったw)
みんな大好きなずなさんですが、いつもよりもテンション落としたトーンでこういう演技も良いなと思いました。
それにしてもこの娘は想像力が豊かすぎるなw
■麻夜
クーデレ?と言うんでしょうか。とても恥ずかしがりな性格で主人公とつきあう様になってからの照れた表情の立ち絵がバンバン出てきたあたりでニヤケがとまりませんでした。
個人的には義兄弟たちの立ち絵が出てくることを期待していたんですが、結局親父殿のみでちょっと肩透かしくらった感じです。
青葉りんごさんの演技としては珍しく、キーキーキャラでなかったので新鮮にボイスを聞くことが出来ました。(でも、所々声が一色さんに聞こえたのは自分だけでしょうか。。。似てましたよね?ね?)
そしてゆずお楽しみのサブキャラ攻略。
なぜ先生を選んだ。。。メイドさんかクラスメイトに。。。orz
本作のSEが歴代ゆずソフトのSEをまんま使っているのであのセーブする時の「はい」「いいえ」の音を聞くだけで安心感があります。
一番気になったのがCGの塗り。
あえて意図的に変えていると思いますが、アニメ塗りチックなのと淡い水彩タッチの塗りでCGの塗りに統一感がなかったこと。ここで減点しています。
背景に関しても、どうしてもお嬢様学院の中の話なので広がりがなく、狭い範囲での話しになってしまったかなと感じました。
あと、BGMがいつもよりインパクトがなかったかなぁと。
とりあえず、2010年発売のエロゲの中ではかなりイチャラブしていたのでそれメインの方は是非ともプレイをオススメします。
自分用のメモ
こぶいち:灯里・静流・サブキャラ全員
むりりん:瀬奈・ひなた・麻夜