催眠ものの中でもピカイチの出来です。
大体の催眠ものはカメラ等の物体を使ったり、薬を飲ませたりして相手に一発で催眠をかけるものがほとんど。
催眠をかける→即エッチ。または最初は少々エロい事からエッチへってのがセオリーですが、本作の魅力はなんといっても催眠をかけるまでの過程があるということです。
初めは主人公が催眠術をガチ勉強することから始まり、いきなりエロい事を相手に要求せずに段階を踏んで、じわりじわりと催眠をかけていきます。
そもそも、この主人公自体がすげぇ悪者で催眠を悪用するって感じでは全然なくて、むしろいいやつでとても好感を持てる主人公なのも魅力のひとつです。(まぁ、お坊さんだしね。)
多分、シナリオのおくとぱす氏は相当催眠の勉強をしたのではないかと。
実際には催眠なんてかけるのは無理でも、ひょっとして自分も勉強すれば催眠術を身につけれるのでは?と思わせるくらいです。
催眠初心者も、催眠ツウな方も買って損はないかと。
個人的には値段も相まってボイス量が少々少なく感じたので、是非フルプライス版として出して欲しいです。