Waffle製NTRは割りとよく話が暗い、ネガティブなものが多いのでそういうのが嫌いな人には微妙かも。NTR好きはNTRを求めているポジティブ思考？の方が多い気が…。長文感想、ネタバレなので注意
幸子編
恋人になるまでの流れは良い感じです。Hシーンも綺麗でした
特に安直なNTRに逃げない展開はナイスでした。ボリュームも丁度いいかんじ
が、NTR以降はNTRというより陵辱、セックスというより暴行であり、NTR感は薄い。話の結末もメッセージ性のようなものはなく、ただただ不幸になっただけです
汚れた女に嫌気がさして、でもそれを理由に別れたら負い目になるからと、相手の（主人公が被害者として別れられるように）気遣って偽られた言葉に乗っかって別れる。非常に「リアル」な結末だと思います
ですが、個人的にリアリティを追求すべき作品はサバイバル等、非現実的でもあり得るリアルの話であって、恋愛、NTRなどは「理想論」の方がいいと思っています。特に恋愛編よりも良いNTR編を書けない場合は。
NTRとは基本的に愛があるから、諦められないから成立するんです。ワッフルさんはNTR作品を結末が報われない、不幸なものと勘違いしてる節が・・・
また、通常人は「自分よりも弱っている人を自分の情況を省みずに守る、気遣うもの」だと思うのですが
比較にならないほど弱っている幸子に気遣われます。一応、陵辱を受ける理由は幸子の事情によるところであり、それに付き合わせている負い目があると言えばそうなのですが
どうあれ、主人公も納得の上、同意の上であるはずなのに、その負い目を無くす努力をしない主人公が気になりますね
「私の価値が今は高く、10年後は私の価値が低い。どちらかが損をするんだよ」
こういった発言があり、これは十分伏線回収できる内容でした
主人公「（暴行を受けたことで）10年後と言わず一ヶ月後にもし貴方の身体はそうなっていても自分の気持ちは変わらない」
主人公「結婚式に母を呼びたい。今の夢はそれです。そのためには母には元気になって貰わないといけないんです。一緒に叶えてくれますか？」
ですが、恋人が陵辱され肉体的にも精神的にも障害残らない方がおかしいほど苦しめられる中、自分は遥かに軽い精神的ダメージ+使いっぱ知りにされた程度で肉体的ダメージ0の主人公は心が折れ
注いだ愛情の深さも気遣いも、弱っている、苦しんでいるのも幸子なのだが、そんな恋人への最後の頼みは「(別れる前に)最後に生セックスさせて下さい」
これでは正直、主人公もっと頑張れやって感想にしかならないような
長くなりましたが
「主人公の思いやり、気持ちが足りず、ハッピーエンドにならない事」
「NTRというよりは陵辱」
不満はここら辺ですね
未来編
恋愛編は割りとかけあし展開で70点程度。未来編はNTR以降の方が魅力的で75点程度でしょうか
NTRの分類は人間関係、堕ち系に該当するかと
ここでも主人公の印象が悪く見舞いにきた恋人に「顔見たくないから来ないで」などの発言を