【全√クリア】【大幅修正・点数修正】言いたいことはすごく良く分かる、、、分かるんだ!けど、麻希乃のアレはやりすぎじゃないの?
すみません、全ルートクリアして感想を修正・訂正します。
最初に思った通り、「ごめん、これ、俺は無理!」でした。
麻希乃√以外での麻希乃の暴走が我慢ならないほどひどかったです。
1STレビューで処女検診がエロくていい。と書きましたが麻希乃の暴走でまったく魅力無い物に
成り下がってしまっています。
また、麻希乃の取り巻き2名の思考も麻希乃の行動に比例しておかしなもので享受出来る物では
ありませんでした。
麻希乃ルートだけなら最初さえ我慢すれば、評価出来るのですが他のルートまで考えるともう絶対無理。
シナリオライターの独りよがりだけが目につく、ストレス発生ゲームだと思います。
アイデアだとかは良かっただけにシナリオライターの力量のせいで駄作になってしまった悪い例だと
思います。勿体ない。
点数修正:92→65
※麻希乃√以外の竜巻の行動がどうにも納得いかないため、大きく修正しました。
こんな大幅な修正をするのは申し訳ないと思いますが、ご容赦下さい。
■鴇子√
何というか、惰性で作りました!
そんな感じでした。
処女検診を正直、すごく楽しみにしていたのですが麻希乃が検診中にチョロチョロするおかげで
楽しさ半減どころか寧ろストレスに。
で、やっとH開始となったところで「おおおおぉぉぉぉぉぉぉ」とか叫ばせたり、もうアホか、と。
黒髪ツンデレの魅力を生かせてないなと思いました。
この「おおおおぉぉぉぉ」という叫び声?のおかげでやる気大幅減退しました。
思えば、最終的には麻希乃の竜巻じゃなく、これこそが「俺は無理!」と思った一番の要因だったの
かもしれない・・・。
竜巻にむかつきながらも鴇子とラブラブを夢見て頑張ったのに、無惨に打ち砕かれた時のショック
度合いといったら・・・orz
■小姫√
なんか、微少女のハルナ先生を彷彿させるロリ先生。
雰囲気や性格もなんとなく似ていて、妙にすんなり気持ちが入ってきました。
この√でも竜巻のうっとおしさは健在です。
当然、処女検診でも邪魔をしてきます(委員長の時ほどでは無いですが)
中でも一番嫌気がさしたのは麻希乃の退学を阻止しようと姫先生が職を掛けて、、、という部分。
そこで初めて人に迷惑を掛けていた事に気付くというのは、どうにも呆れてしまいました。
そんな破滅的な流れの中で見られる姫先生の頑張りや、最後の大家先生の言葉、等々評価出来る部分は
あったのでかろうじて救われた気分になります。
エンディングでの「あ、そういえばわたし、妊娠したみたいですぅ」はすごく良かった。
■遥√
悪くない、っと言い切り反省文を書かない麻希乃。
それが遥の√で
「特に危険なのは”竜巻”を起こしちまうことだ。
事情をよく知らないで遥の兄貴が立ち会っちまえば、遥かは即転校になるのは間違いない。」
という言葉に対し、催眠で素直な状態になった遥も賛同します。
これって遥の行動理念、考え方からすごくずれてないですか?
また、麻希乃自身も
”反論したい部分はあるけど、言ってることも理解出る。そんな微妙な表情で、麻希乃は黙り込んだ。”
とあります。
今までの行動って「悪くない」んですよね?なんで急に納得する必要があるんでしょうかね?
遥の話、自体も中途半端だし、何よりもHをして性格改善、、、意味わかりません・・・。
また、公道での公開Hも全く意味不明。
ストレスの非常に感じられるシナリオでした。
■奈津美√
共通ルートではかなりうざい位置付けな彼女ではありますが個別√は、かなり可愛く描かれています。
最後の手をつなぐ、とか催眠術がばれた際の奈津美の思いとかよく分かる感じです。
しかし、麻希乃を守る、という理由付けが曖昧でしか描かれないのでやはり消化不良気味なのは
否めません。
他のルートに比べれば大分、安心して進めれるシナリオですのでそこだけは評価出来ます。
--------------------------------------------- 以下、1stレビュー
まず、プレイ開始約30分後、思ったのは・・・。
「ごめん、これ、俺は無理!」と思った。
無理というのは、麻希乃の暴走・・・ちょっとあり得ないレベル。
例えば序盤での奈津美の遅刻(皆勤賞)を防ぐために学校中のスピーカーを止めて(壊して)チャイムを
ならないようにして遅刻にならないようにするとか、あり得なさすぎる。
正直いってあり得ないとかじゃなく不快。
それも過去にやった理不尽系のノリ優先系ゲームでトップを取れるほどの不快度。
その後に奈津美も麻希乃を利用した訳じゃない、とか言ってるけど、そもそも根本的におかしい。
主人公も「おかしい」「ダメだ」と思ってるなら、なんで流される?何故、その場で切れない?
スピーカを壊す為に下手をしたら麻希乃は死んでいた(屋上から滑り落ちそうになって)のにも関わらず
助けられたときに、命と引き替えに、たかが”遅刻が無くなった”だけで主人公の目の前でハイタッチを
交わすのを見た時に冒頭に書来ましたが「あ、俺には無理だ、、、このゲーム」と思いました。
サブタイトルとして「~校則だからしかたない!?~」と有りますが校則全く無視ですよね?
そして、「自慢じゃないわ!事実を話してるだけよ!」
と言った数行後に
「まったく、むかつくわねぇ。あたしの自慢ぐらい聞いたって罰は当たらないでしょうに!」
麻希乃が、このセリフを吐いた時、どれだけ投げ出したくなったか・・・。
恐らく「友達の為に何かしたい、友達の為に行動する」と彼女の言動がブレ無いのをライターは
描きたかったんでしょうが、アレレって感じです。
・・・と、思い切り不満から感想が始まりました。
けどね、ちょっと待って下さい(文句いってるのはお前だろうという突っ込みは無しで)
イラ立ち、むかつくのは実はいわゆる起承転結で言う「起」の部分までで、「転」の催眠発動から
少し趣が変わっていきます。
このキ○ガイのような麻希乃を更正させ、そして主人公も(若干)成長する物語へと変貌していく様は
なんというのでしょう、素晴らしい!とまでは言えませんがちゃんと評価出来る物になっています。
逆に言えば、私のような嗜好を持っている人はそこまでは耐える必要が有る、、、と言うことです。
耐えればそれなりの良作に化けてきます。
そして、良作たる所以は・・・やばいくらいにシュチエーションがエロイんです(主観)
なんというんでしょう、私初めてです。
エロシーンでクラスメイトA、Bにまできちんと一枚絵を入れてきちんと見せて欲しいと思ったのは。
文章は取り立てて、素晴らしいわけでは無く普通レベル、可もなく不可もなく。
絵も突出してエロイわけではない。一部はまあ、それなりにエロイですが・・・。
じゃあ、何がエロイのか。それはなんと言ってもシュチュエーションです。
例えば、催眠発動状態で・・・。
「クラスの女子全員の処女膜検査」・・・とか。
これちょっと想像してみて下さい?勿論、検査するのは主人公です。
クラスの女子が全員、机の上に上ってパンツを脱いで、M字開脚して主人公が検査に来るのを
待ってるんですよ?
無論、調べるためには・・・何をするのか分かりますよね?
これ、まじにやばいですよ・・・エロすぎます。
こんなシュチュエーションが続くんです。
しかも、この作品の素晴らしい?所はこの状態への催眠を「それを目的として発動していない」点に
あるのだと思います。
一般的に催眠術物は陵辱の傾向が強いです、催眠を使ってやっちゃえ!的思想ですよね。
けど、この作品は「偶然、そのシュチュに予期すらしない状態で巻き込まれる」のです。
これが思いの外、前述したエロさに貢献しています。
まだ、麻希乃しかクリアしてないのでこんな事を書くのは何ですが、序盤さえすぎればシナリオ的に
イライラもしなくなっていきますので、シュチュエーションを相当に楽しめると思います。
・・・と言うわけで(最初、不平吐きまくりでしたが)かなりの良作だと思います。
生産数が少ないようなので気になる方は検討してみてもいいと思います。
※発売日に買ったのにディスクレスじゃなかったために、プレイが遅くなっちゃった・・・。
ディスクレス化大変だったヨ・・・orz