テキストに魅力を感じれれば、それだけが救い。テキストにも魅力を感じなければ、これに何の魅力も無い。
シナリオが完全に破綻している。
飛ばしまくりながらシナリオが構成されているため、「何がなんだか」で話が進む。
しかも短く、纏まりが無く、ハッキリ言えばゴミ。
これほど酷いシナリオは、正直なところ、最近ではトップクラスだろう。
その中で、一応楽しめる部分がテキストだけ。
短いシナリオ中の、短いテキストに魅力を感じれれば、ゴミからは抜け出せる。
絵や音楽・声なども、特別に魅力があるわけでもなく。
本来なら50点を付けても良かったのだが、60点にしたのはテキストの部分を過大評価した結果でしかない。
平均的な作品である70点には遠く及ばない点数ですら、相当のお手盛りを付けての点数だということが、この作品に対する評価そのものだ。