ショタゲーの皮をかぶった力作ダークファンタジー。各ルートを周回する毎に世界の謎に迫る構成はつい読み入りました。粗があるのは否めませんが(個別ルートの恋愛面などの展開がおざなり、Hシーンが唐突だったり不要だったり)それでも、プレ値でも購入・プレイして良かった、出会えて良かったと思える力作です。
・周回を重ねて世界の謎に迫るのが醍醐味!
細かい話の流れは、家を建てたり人探ししたり仲間の仇討ちしに行ったり、と割とオーソドックスなものが淡々と続くので「統制区域」と「禁止区域」で仲間と過ごす日々を楽しむ色合いが強いです。そこが良いのですが
・BL(恋愛)要素やHシーンはオマケ程度
個別ルートは本筋の補足や謎の種明かし的な要素が強いので、攻略キャラとの恋愛はかなり急展開です。
最後まで終わらせても友情+αぐらいの距離感に見えないルートでも、唐突にHシーンに入ります。
多くのルートでショタ主人公攻めですが、恐らく交際経験も無い主人公が手慣れた様子で攻めてくのは違和感が強かったです。Hシーンのみ性格が変わるのか、よほどの耳年増ムッツリさんなのか…