青春なるストーリーを予想、期待していた作品。予想を裏切れ、期待を越えるほどの感動があった。
いまさらですが、黒チャンの感想。
発売当初はアノ方の作品ということで非常に注目していましたので、
ＯＨＰを見る限り単なる青春物語なのかぁ、
でもアノ人だしうまく感動させるようなシナリオ書くんだろうなぁ、
と思っていました。
そして、蓋を空けてみたら、なんですか！これは！？
人類滅亡って、アナタ！
こんなもの・・・、
こんなストーリー・・・、
俺が望んでいるとでも・・・、
おもって・・・、
おもっ・・・、
おも・・・、
お・・・、
・・・、
・・、
・、
・、
・
・
・
思っていました！望んでいました！ごめんなさい！ｗ
すんごい自分の趣味にジャストミート（古いｗ）したあたりが逆に怖いくらいでした！
人はひとりじゃない！
でもひとりで生きていくんだ！
熱く自分の心に訴えられました。
こんなのを望んでいたんだなぁ～・・・。
と、自分は今の心情とクロスしたため、高評価になりましたが、
巷でもこれだけ人気があるのはちょっとびっくり。
まぁ、多少のシナリオの不備さえ気にしなければシナリオの構成ですし、
（あえば）ギャグもおもしろいですしねｗ
音楽もほどよい曲が揃い雰囲気にもバッチリ。
ラストの解釈はさまざまとれそうですね～。
いずれにせよ、太一の強さがとても身にしみた。
死は一時のものであり、生きることは死ぬことの数百倍難しい。
それを、あえて自ら独りで生きることを望む。
世界よりも長くその生命を存在させようと。
自分を生んでくれた母のため、
自分を人としてくれた仲間のため、
この空が消え行くまでは強く在りつづける。
とりとめなくなってしまいましたが、
「自動的」でありながらもそれを悔やみ、
「普通」で在り続けようともがく様はだれよりも人間らしかったと思います。
ということで、この点数。
まさか、１００点をつけることになるとは・・・。ｗ
自分の中でこれを超える作品が出るとしたらこの方が書くシナリオだけのような気がする・・・。