一言でいうと長く遊べるゲームです。闘神Ⅱと比較して、ストーリー面で物足りなさが残りますが、大勢の魅力有るキャラ(男女とも)、Hシーン数、付与アイテム収集要素、付与スロットのパズル要素などなどを鑑みて、非常に濃い作品です。序盤の戦闘バランスが少しシビアである点、戦闘毎のロードが少し重い点などが傷ですが、余裕の秀作だと思います。余談ですが、ED後のエピローグが無いのが痛いです。HPに行って、ユーザーの書いたその後の小説で余韻に浸りましょう。
シリーズモノの宿命として過去作と比較されるのは仕方の無い所です。
ただまあ、エロゲユーザーの人も理解している事とは思いますが、自分がプレイして
最初に感動した作品は神格化されてしまいます。後にプレイする作品は、みんなその
作品のどの部分をパクった とか、その作品と比べてどうだ とか。あまりにも、そ
の度合いが強い人が、信者と呼ばれてしまうのだと思いますが、ユーザーにも色々居
ますし、どれをお気に入りの作品にするか も違いますから、私の文章も含めて、そ
の辺割り引いてご理解下さると良いと思います。
まずストーリーですが、2年の重みがありますね。
最初の闘神大会で負け、ヒロインをさらわれ、再び挑戦する。ここまでがプロローグ
というのがまず凄かったんですが、2周目の敵や周辺キャラより、1周目の登場キャ
ラの方が濃くて魅力的だったというのが、痛い所です。
そして、闘神になってからがフロア数7つでしかも内容が薄いので、肩すかし感
が有ります。闘神Ⅱだと、闘神になってからが濃い内容で、世界観も広がったと記憶
しています(2年くらい前にプレイしたので、それほどの信者ではないです)ので、
その辺、かなり信者の方にはマイナス要素になるでしょうね。
戦闘バランスはかなり計算している様ですが、付与アイテムの出方によっては、後半
のバランスは担保出来なくなるため、とっとと切り上げるしかなかったという所でし
ょうかね。当初計画では闘神編がもっと長かったのではないかと推察します。(前作
とのバランスを考えると)
でもまあ、
渋いガロアさん、騎臣さん、ボルトさん
悪いマダラガ、ドギマギ、闘神クランク、父ちゃん、リム
可愛いアザミ、京子、マニ、ハムサンド姉妹
ツンデレ桃香、りんか?、七代たたる
エロい脇役のパニィ、シュリ、御前夏、マルデ、アリサ
すさまじいエロのシャリー、シスターポロロム
S担当 アンゼリカ、アホ毛担当 リココ
眼鏡メイド のぞみ、ロリ悪魔、フィオリ
熟女の魅力レイチェル
変態の十六夜幻一郎、畑中、ぶるま大使
王道ヒロイン、羽純、レメディア
箸休め クリちゃん&切り裂き君
と、これだけの多彩なキャラ(他にも居ますが)にしっかりとイベントが用意され、
キャラが立っていた事を考えると、十分凄い作品だと思います。