良かった
冬子、少し優しくするとダダ甘になって可愛かったし、
好きになったら、優しくされたら…
→依存することは冬子にとっては避けられず、
好きな人、太一の気持ちを顧みずに自動的に求めてしまう、そんな
依存が描かれておりとても良かった
はじめはよくある、恋人が大好きで仕方なくて、依存と独占欲を相手にも周囲にも剥き出しにしてしまう…痛いけど私の大好きな、そのカテゴリーで彼女を捉えた。けどこの作品で他と違うと感じたことは、
それが自分の本質であるから、自分はそれに従い自動的に行動してしまうんだということ。
冬子の行動も、冬子の本質に従った自動的なものだということ。
正しい正しくないじゃなく、(自身が)認められるかそうでないか。そしてそれが自分の本質であるというところも刺さった。
人間は自動的である。これがこの作品の一つの大きなテーマになっていると感じた。
プレイし始めて序盤から面白かった。下ネタが人によってはうんざりするかもしれないけどいい感じに笑えたし。
ぺけくんって呼んでくる先輩がすごく可愛かった。ふわふわしていてどこか抜けているように見えるけど、絶対に曲げられない意思を持っているような…一番初めに惹かれたのは先輩だった。
そんな先輩の帰還√はとても泣けました。先輩の本質、規律を守る。乱すことがストレスである。大事な人であればあるほど許せない。とても共感ができました。そんな先輩は自分の本質に従い、恩人である父親の犯罪行為を通報する。兄の友貫から見たら、そこまで自分のルールを優先することが理解できなかった。けど意図的に優先しているわけじゃない。自動的にそうなってしまう。
そしてまた友貫も、姉が大切な存在であるからこそ、嫌いなんじゃない、どうしても許せなかった。
この2人のすれ違いと、太一の説得を聞いていて、とても入り込みましたし考えさせられました。
自分のルールに従ってお前が悪い、と糾弾せずに、その人の本質はこうなんだと、理解することがどれだけ重要か。
次に霧。まじで怖かった。犯罪者犯罪者っていつまでも言ってきてうんざりした。正直はじめに一言二言会話した時が一番可愛かった。
霧は明確な意思を持ってるけど、それが豊に依存してるのかな。だから豊の罪を知ってあんなにもころっと変わる。変わりようがすごい
次に美希。セクハラに適度に応じてくれるところが可愛かった。
あの一件のあとのループで人がいないことに大泣きしているところが心に残ってる。
曜子は好きではない。恋愛における利己的な部分ばかり映し出されているヒロインだったと感じた。
すごくわかりやすかったよね。自分の目的のために好きな人を監禁するって。
本当に嫌でした。
それが彼女の弱さからだったとわかって少しは緩和されたけど、それでも嫌でした。
嫌なイメージ。
太一はずっとひとりぼっちなの??????