このシナリオライターさんは、間の取り方が抜群にうまい。
例えば、作中には何もセリフが出てこないシーンなどがあるんですが、 読み手がそろそろ焦れてきたところを見計らって、何らかのレスポンスを出す。 このときのタイミングの上手さやネタ振りバリエーションの広さが、読んでいて物語から目を離せなくさせました。 まるで上手い手品師か漫才師のショーを見ているような感覚です。 かなり独特ではありますが、己の芸というものを極めているクリエイターじゃないでしょうか。