このゲームの雰囲気からは『キタノ・ブルー』を感じる。
難しい事は他の人に任せるとして個人的には主人公と蛍の関係に憧れた。
ネット社会は不体感な関係が問題点として挙げられる。体に触れない、感じないからこそ色々な問題もあるのだろうがこのゲームからはその虚しさが行間から伝わってきた。
それと対比になっているのが主人公と蛍との関係なのだと思う。今までの虚しさを晴らす蛍とのHシーンを含めた前後のやり取りは素直に感動できるものだった。
このゲームは八重の視点で語られる。それが寂寞と哀愁を帯びていてどこか北野映画(HANA-BIやソラチネなど)に近い雰囲気を味わう事ができ大変満足しています。