インターステラーであり、エヴァであり、シュタゲであった。ざっくり言うと『SF+ヒト』。ただしSFはこの物語において重要な要素ではあるが、付属(サブ)の位置付けであり、主(メイン)はヒト。ヒトの内面、自己実現、自己の確立、あなたと私・・・あたりがメインテーマだったように思う。自分が求めていたのは逆(SFが主でその他が付属)だったので自分にはハマらなかった。主人公に共感できなかったのも辛い。刺さる人には深く刺さるタイプのノベルゲーム。私には刺さらなかった。ただ物語としては一本筋が通っていた。マスコがとても可愛い。
『あなたは私の運命の女神ではなかった』
自分には刺さらなかったけど、やりたいことが明快で最初から最後までブレなかったのは良かった。
独自性もある。
総合的に良く出来た物語だった。
MYTH(同人ノベルゲーム)と同じ匂いがした(そしてその予想は正しかった)からハマれなかったのは残念。
西暦2236年が好きな方はMYTHも是非。本作よりSF寄り。