シナリオと主題歌の勝利。
元長柾木のシナリオは、1980年代の柴門ふみの漫画を思い出させるかのように理屈っぽく、そして哲学的で観念的で好きだ。
アクセスと言うよりもTMネットワーク風な主題歌もその懐かしさに拍車をかける。
「Kiss the Future」の題名はヒューマン・リーグの曲名からか?
携帯電話やPCが登場するシーンが無ければ、舞台は1985年頃と設定しても通用すると思う。
つまり、人の心がまだ健全で平和だった頃を描いた作品である、と勝手に設定したくなる空気が作品から漂って来るのである。
またいつか、平和になった時に再プレイしたいと思う。