ひとえに桃井いちごの声が聞きたくてのプレイだったが、期待を裏切らなかった。ぎん太郎氏の原画も良かった。ところが、ストーリーに対しての演出が無く(「弱い」ではなく「無い」に等しい)、先生と主人公男子は認識阻害の空間にでも居るかのように放課後教室や職員室でHシーンを繰り広げるなどの強引な展開だった。短編とは言え、詰め込み過ぎである。結論としては「クソゲーでも絵と声優が命」という俺の主義にぴったりの作品だった。桃井いちごは最高だった。
2021年12月発売の編集盤「女教師編」よりプレイした。
選択肢があるならともかく、選択肢のない一本道シナリオだった。それなのに周囲も確認せずに教室や職員室でHを始める展開にはヒヤヒヤした。バッドエンドがないというお約束があることはプレイヤーには伝わらず、シナリオライターしか知らないのだよ。低価格作品とは言え、展開が強引過ぎる。
CV桃井いちごの声質が妙に高くなってきてしまったが(ベテランの宿命か)、本作では往年の「みる」の中位互換のように聞こえてしまった。
「みる」の後継者は実は桃井いちごだったのかと思えてしまい、まさかの俺得だった。
2010年代の桃井いちご出演作品を何本も積んでしまっているが、2020年代(最近)の出演作品も並行してプレイして行こうと思えた。