事情は不明だが、本作は「販売:つるみく -Another-」「制作:アパタイト」の作品だった。冒頭に「つるみく -Another-」のブランド名表示が出る以外、ゲーム形式・シナリオ・絵師・声優までどう見てもアパタイト作品だった。それなのになかなかエロくて馬鹿馬鹿しい佳作であり、普段アパタイト作品をクソゲー扱いしている俺の立場は微妙だった。
2021.3.26発売の普及版(廉価版)をプレイした。
もともとは桜ロマ子原画目当てでの購入だったが、プレイしてみて驚いた。
冒頭のブランド名テロップこそ「つるみく -Another-」だが、本作はどう見ても「アパタイト」のメンバーが作った作品だったからである。
自分にとっては初めての「つるみく」作品だったが「つるみく -Another-」は別枠なのだろうか。
自分は、もともと「アパタイト」作品は気に入った声優・絵師・作品設定のためにプレイしていたが、ほぼクソゲーのため、気に入った声優の出演頻度が下がった段階でプレイ本数を減らしていた。
桜ロマ子原画は、数少ない購入理由だった。
そんな理由で初めて「つるみく -Another-」作品である本作をプレイしたが、シナリオライター・原画家・声優とも、そのまんまアパタイト勢であり、驚いた。
しかも、もっと驚いたのが、アパタイトが制作しているのにエロくて馬鹿馬鹿しくて意外に面白いところだった。
本家の時にはあんなクソゲーばかりなのに、外注作品である本作のほうが面白くてエロいとは何事かと思えた。
アパタイト作品でも調理方法を変えると美味しくいただけるようになるということなのか。
本家「つるみく」作品は凌辱メインのため自分は手を出していなかったが、声優が魅力的なところは承知しており、機会を見てプレイしてみるのもありか、と思えた。