花澤さくらゲー。発売当時は、設定ですでに負けていたために、スルー。まさか花澤さくらご本人が引退するとは思わなかったため、このほど改めてプレイした。結局、バッドエンドも無い、一本道ストーリー。1時間程度でサクッとプレイ出来るので、花澤さくらファンや絵師・笹弘氏のファンにオススメの一作。
Lass Pixyの作品としては「Little Sick Girls」の3作を先にプレイしてしまったが、プレイした理由は、設定が面白そうだったのと『花澤さくら出演作品だから』だった。
本来、さかのぼっても同様の流れで「カケオチ」も花澤さくら出演作品としてプレイすれば良かったものの、発売当時は設定が今イチだったのでスルーしていた。
それが、2022年3月で花澤さくらが本当に引退してしまったために、本作を探してきてプレイした。
ご本人が引退しなかったら数年はプレイしなかったかもしれない。
結局、設定で負けていると言ったとおり、本来の意味でのカケオチではなく、せいぜい夏休みの小旅行であるところに、ヒロインがお嬢様であることや主人公が大物でもないところと合わせても、バッドエンドしか見えなかった。
結局、作品としてはそのバッドエンドにたどりつくよりもずっと前に話が終わってしまう一本道シナリオであり、束の間の空いている時間にサクッとプレイしたい人向けの最適な作品なのだった。