発売後２年以上経つのに誰もレビューを投稿していない作品だが、このほど廉価版で再発されたのでプレイしてみた。荒唐無稽な設定ながら、ＣＧの出来がなかなか良く、ぶっかけシーン多数だった。クソゲーには違いないが「印象に残るクソゲー」だった。
もともとは2018年発売のミドルプライス作品だが、このほど廉価版が再発売されたのでプレイしてみた。
目当ては、シナリオライター：ぴよみず、CV：大高あまね（旧名・椎那天）である。
主人公のおちんちんが遠隔操作出来てしまうという荒唐無稽な設定ながら、おちんちんがヒロインたちのおっぱい・口・背中・股間に入り込んでいたずらをする描写は、かつてのMay-Be Soft作品のようで笑ってしまった。
予想外にぶっかけシーンが多数あり、ぶっかけ好きな方にはおすすめ出来る作品でもある。
本作の立ち絵はギャグに思えるくらい変なポーズだが、CGは一転して綺麗な仕上がりである。下半身が太すぎたりガタイが良すぎたりするという難点はあるが、全体的に良い出来だった。
BGMは「白濁系」関連では良く名前を見かけるNotzan ACT（ノーザンアクト）だった。音楽素材屋さんらしく、選曲が使用者に任されているが、80年代風・ジャズ風・タンジェリンドリームの劇伴音楽風など幅広かった。他作品でも聞いたことがあるBGMが混じっていて面白かった。
声優はいつものメンバーだが、地下アイドルの子（CVこのえゆずこ）とその妹（CV誠樹ふぁん）の音声の録音状態が良くないのが気になった。コロナ禍で宅録したのか？（しかし2018年作品）と思えるくらい同人並みのチープさだったのが残念だった。
発売から２年以上も経ちながら誰もレビューを投稿していないので何かしらの地雷が仕込まれているのかと警戒してしまったが、上記に挙げた設定の荒唐無稽さや音声・立ち絵が問題ではないのであれば、もしかしたら単純に題名が低レベルだからなのかもしれない。あとは、CGの美しさに対してジャケ絵の出来が悪いところだろうか。
非常にもったいない作品に思えた。