前作よりも下着にこだわっていないのは残念として、Hシーンは充実。HなCGやアニメーションは良かったけどストーリーとしては平凡だった。『クソゲーでも絵と声優が命』という俺の座右の銘にはあてはまる作品。絵が気に入ったので良しとしよう。
うたはね氏の絵が今回も良い感じ。絵が好きかどうかで評価が変わって来る作品に思える。
立ち絵とCGは絵柄が若干異なるが、アニメーション化するHシーンが多いため、抜きゲとしての仕様は満たしていると思っている。
ただし作品構成がいまひとつであり、2つの選択肢の間の共通シーンが選択肢の内容と微妙にかみあっていない場面があるなど、ストーリー展開としては攻略したキャラへの一本道なのに中だるみするという妙な結果だった。
これは、たとえば本来は4つ(ヒロイン4人分)あった選択肢を予算の問題などで2つに縮小した結果、ストーリー上にかみあわない点を残してしまった、みたいに想像出来るのだった。
前作「ぱふぱふ銭湯物語!」の時も作品構成の問題を指摘したが、カカオ作品にはなぜか今回もこの問題があるのであった。
CGもHシーンもそれなりに豊富であり、あとは作品構成で不足部分を何とかカバー出来ると思えた。この点はもったいなかった。
本作では、フェラチオシーンが豊富であり、シックスナインやフェラチオ+パイズリも含めると「お口でGO!」の属性に対しては実に豊富と言える。
また、キャラによっては手コキ・足コキもあり。
修学旅行中の物語のため、温泉でのHシーンも複数ある。
Hシーンのアニメーションはまぁまぁ及第点の出来である。
声優的には平均的で悪くなかった。
「クソゲーでも絵と声優が命」という私の座右の銘にうまくあてはまっている作品である。
・立ち絵+CG 17点/20点
・設定(作品世界観) 14点/20点
・シナリオ 14点/20点
・音楽 14点/20点
・声優 15点/20点
●合計74点