クソゲーをクソゲーとして楽しめる人向けの作品。絵師&シナリオライターはいつもの人たち。それにしても声優陣がひどすぎて、一週まわって笑えるレベル。他作品のキャラがサブキャラとして登場するのもお約束か。フルプライスのため主題歌まであるが、これがまた(以下自粛)。
「クソゲーでも絵と声優が命」が主義の自分であるが、本作のような『約束されたクソゲー』はシステム上の大きな問題や高い苦痛度が無ければ結構楽しくプレイ出来るものだと思えた。
クソゲーはクセになるのである。
GENDAIの「配信性奴」からさかのぼってプレイしているが、絵師もシナリオライターも名前こそ違えど同じ人たちではないかとあっさり知れてクスっとしてしまった。
しかも、背景画が同一で笑った。
いろいろなオトナの事情をかかえながら同じような抜きゲーを作っているところがちょっと面白かった。
ほかにも似たようなことをやってる人たちがいるよね。
それにしても、声優のあたりはずれが大きい作品だった。
シナリオの内容やキャラの役柄にもよるが、なかなかひどかった。二十世紀末のエロゲを思い出してしまった。これが2017年作品かと思うと胸が熱くなる。
Hシーンは短いけど、結構好きなシチュエーションがあって楽しめた。
シナリオはバカゲーテイストあふれており、くだらなくて笑えるシーンが多数だった。
百合倉なんとかという人は「明日もこの部室で会いましょう」の時もそうだけど、山師みたいに思えた。
一周回って魅力あるように思えてしまった。
これはこれでいいかな、と。
Potage作品はまた機会があればプレイすることにした。
礼花ルートにTSシーンがあり。書き残しておく。
主人公は催眠術をかけてイメクラプレイのようなことをするが、そのひとつとして、「礼花は主人公の親友だが朝起きたら女の姿になっていた。しかし主人公が実は男が好きな男だったため、礼花は女の姿のままで主人公とHをする。Hシーンでは礼花は終始男言葉で主人公と会話をしていた」というシチュエーションがあり。シーンは短いが、催眠術モノにTSシーンが登場していたのが意外であり、収穫だった。