脅迫モノなので胸クソ悪い系の展開は承知の上だったが、シナリオの推理展開が弱くうやむやになってしまっているところが残念な作品。東雲めかぶ氏の絵も他作品に比べて今イチ感があり、Hシーンは良かったのだが尺が短くてこちらも残念だった。設定は悪くなかったのに生かしきれておらず、ほぼ同スタッフによる「サポ活女子」「JK援交祭」と比較しても劣る出来だった。
主人公を動かすメールの差出人は誰なのか?のオチが弱いのが実に残念な作品だった。
個人的には、実は優美奈が黒幕ではないのかと期待していたがはずれた。
広げた風呂敷をたたみ切れなかった感が大きい。
東雲めかぶ氏の原画が過去作と比較して今イチであり、シナリオは上記のような出来であり。作品世界観自体が今世紀初頭の作品ではないかと思えるくらい古くさかった。
一方、Hシーンはイラマチオが多く出来も悪くないのに尺が短いため、実用性という点でもあと一歩であった。
「ブラックカラント」作品としては、サポ活女子>JK援交祭>脅淫ノ電鎖、である。
CGは50枚、Hシーン回想は39個。
優美奈の声優の奥山歩がいじめられっ子・受けキャラ・おどおど系を好演していたのが印象的だった。
・立ち絵+CG 14点/20点
・設定(作品世界観) 12点/20点
・シナリオ 12点/20点
・音楽 10点/20点
・声優 12点/20点