ウィルス擬人化ゲー。主人公にだけウィルスが見えるとか「もやしもん」かよと思ったものの、「もやしもん」と違うのは、主人公が引きこもりニート、ウイルスがみんな女、主人公の能力が世間に役に立たないところでしょうか。ＴＯＭＡの立ち絵が神。しかしエロＣＧの一部が別人になるのは何とかして欲しかった。バカゲー枠ながらちょっぴりミステリーっぽくて楽しめた一作。
設定の面白さとＴＯＭＡの絵が見たくて購入。
立ち絵は予想通り神だったが、ＨシーンのＣＧが別人のように体がでかかったり顔が小さかったり等身を無視していたりと予想外にひどい出来だった。
特にアムネスは泣きたくなるくらい、まともな可愛らしいＣＧが少なくて「してやられた」状態だった。
この点を除けば、ストーリーはそれなりにちゃんと作られている上にＨシーンはいやらしくギャグが面白かった。回想を見直すシーンと見直さないシーンに極端に分かれた。
何となく「脳内彼女」っぽい設定やセリフまわしが出てくるなと思ったら、「脳内彼女」でサブシナリオを書いている芳井一氏がこちらのメインシナリオライターである模様。
「CLOCK UP」と「脳内彼女」の関係がわからないのだが、こういう偶然の類似点みたいなところも楽しめて良かったと思えた。
短いながらもおねえちゃんルートがあるところに萌えた。
ＣＶの人は「永久」と書いて「まきいづみ」と読ませるんですかね。
ラスボスとも言うべき謎のあのキャラへ迫るルートがあるところには燃えた。
こういうさりげないミステリー風味のストーリー展開は好きだなあ。
それから、公式ＨＰからパッチを当ててからゲームスタートしたのに、
・一旦セーブしてから再びロードすると環境設定の音量が勝手に小さくなってしまっていて、毎回直すはめになった
・そもそも音声が鳴らない箇所がある。しかもランダムに、鳴ったり鳴らなかったりと程度の限定が困難
・場面が変わってもひとつ前のＢＧＭが鳴りっ放しで、ＢＧＭがふたつ同時に流れている箇所がある
などのシステム上の問題があった。
ゲームの進行に支障をきたすほどではないが、気になった。
声優は、アムネス役のみたかりんという方が良かった。
民安ともえの後継ポストを狙っているような感じの声だった。特に、性格の悪い子の役が適任か。