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MGNさんの子宮に注がれる精液に震える美人妻の長文感想

ユーザー
MGN
ゲーム
子宮に注がれる精液に震える美人妻
ブランド
ブラックカラント
得点
73
参照数
459

一言コメント

題名ではずしている上に広告宣伝が下手すぎた惜しい作品。ジャケ絵や公式HPを見て本作をプレイする人がどのくらいいたのだろうか。黒髪ロングの奥さんがひたすら寝取られる展開であり、SMショーまで登場するところが圧巻だった。同系列の他作品と比較してもHシーンのCGがちゃんと描かれており、本作は「野々村紗夜ゲー」と言えるくらい熱演していた。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

スワンの流れをくむアセンド・アイ系列の「ブラックカラント」の全盛期に発売された1作。
ところが、題名の付け方と広告宣伝が今ひとつであり、NTRゲーとして良く出来ている要素が多数ありながらも、それをジャケ絵や公式HPなどに反映させていなかったもったいない作品である。
ヒロインがふたり居るような人物紹介があるものの、実際には黒髪ロングの奥さんがメインヒロインであり、この奥さんのチョロインぶりには途中から拍手したくなるほどだった。
特に、CVが良く、これはもう野々村紗夜ゲーである。
NTRものがあまり得意でない自分だが、本作をプレイして考えが変わった。
歳を取ったからか、今までだめだったものを受け入れられるようになったように思っている。

NTR作品におけるハッピーエンドとはどこを目指すものなのかという全体的な視点を自分は持っていないが、本作のいくつかある結末はすべてバッドエンドであるように思える。
しかし実は、NTR作品のバッドエンドとは結局のところ何らかのハッピーエンドとなるのかもしれない。
その中のひとつ、メインヒロインである奥さんがパート先の経営者の誘いについていくルートがあるが、このルートではまさかのSMショーが繰り広げられるのであった。
奥さんがM嬢・カミラとして数々の陵辱を受けて見世物にされるくだりには感銘を受けた。
シナリオライターの南条巴氏は2018年の「牝イキ生放送」(ノアールソフト)でもSMの女王様による動画配信が登場するストーリーを書いており、SMに対する何らかの思い入れがあるのかもしれない。
かつてはスワン系列で多数のシナリオを書いて来た方だが(最も著名なのは「雨音スイッチ」かもしれない)最近は名前を見かけないため、またどこかの作品にて登場しないものかと願う次第である(名義を変えて活動中かもしれないが、そこまでは私のほうではわからないのである)。


・立ち絵+CG    16点/20点 ※CG:50個、Hシーン回想:20コマ
・設定(システム、作品世界観) 14点/20点
・シナリオ      14点/20点
・音楽        14点/20点
・声優        15点/20点
●合計73点