ギャグなのかシリアスなのか何だか良くわからない変な作品、というのが第一印象だった。学生寮でみんなでメシ食ってるシーンが印象的。これもきっとひとつのキーワードなんだろう。実妹や義妹ならぬ偽妹ゲーというのも初体験だった。攻略するキャラによってストーリーの出来が異なるが、長い最終シナリオの別構成は見事。不覚にも涙が出た。当分ALcotハニカムは見捨てられない。
以下、プレイ中のメモより。
・偽妹ゲーとしてはシナリオ・構成ともに高得点を付けたい。ただし演出が良くない、と言うかヘタだった。あと、CGのバラツキと当たりはずれが気になった。批評空間の低評価はこの辺が原因か。
・ALcotハニカム作品なのにどこかチープで、途中から『脳内彼女作品だったっけ?』と思えるような展開多数。個人的にはそこそこ面白いと思うんだけど、批評空間の評価が今イチで残念。
・最近、こういう、スカートをめくり上げるシチュエーションに萌える。本作では傍流の幼なじみルートながら、羽鳥いちという人ののCVが結構ツボにはまる。抜きゲメインの人かと思いきや、俺がプレイしない系統の萌えゲにばかり出演しているという・・・。最近こういうのばっかりだよなぁ(泣)
・榊原ゆいが関西弁のロリキャラを演じている。攻略対象外だけど結構可愛い。
・センパイルートは傍流となってしまうが、キャラが立ってて上手く作っていたと思う。小林由依という知らない新進?声優の初のメインヒロイン昇格作品でもある。本作は別れのシーンがなぜか多く描かれているが、こういう明るい別れのシーンはキライじゃない。涙が出たけど。
・それにしても空維深夜の絵ってどうして当たりはずれがあるのやら。他作品に比べると手抜き感が悲しい。しかもHシーンの演出が今ひとつ。瀬尾順のシナリオはなかなか良い。