男と女の性への概念が真逆になるというシチュエーションにひかれて購入したが、同傾向の他作品の劣化縮小版としか思えない内容でとにかく残念だった。デジタルGパワー作品は狙いは悪くないのだが、同系列のピーキー作品よりもさらに格下に思えた。
本作のすごいところ(ほめていません)は『立ち絵が無い』ところ。
すげえぜ。こんな作品、なかなか無いよ。
しかも、8人くらい居る声優を誰も知らないところに笑った。まぁスワン系にしてもそうだけど別に声優名を知りたいほどの作品ではないというところか。
一方、音楽は意外に秀逸。メインテーマはハワイアン風。まぁ音楽素材なんだろう。
「低価格PCゲーム」を標榜するにも限度というものがある。
作品世界は同人サークル「天原帝国」が最近ヒットさせたデジタルコミック「貞操逆転世界」の模倣であり、この世界観はTS(性転換)並みにクるものがある。
それなのにこの仕上がりなのはいったいなんなんだか。
見事に題名にだまされた感じ。
低価格作品は面白く仕上げちゃいけないという不文律でもあるのだろうか。