『次は妹陵辱ゲーだぜ、ぐへへへ』と鼻水流しながら何も知らずに嬉々としてプレイし始めてしまった俺が悪かった。
百花の輪姦という最悪なルートを一発目に引いてしまった。
20世紀末頃の鬱ゲーを思い出してしまった。
本作には純愛ルートなんて無かったんだ。ハッピーエンド? 何それ? 言うなれば全部バッドエンドじゃん(泣)。
脚本の「すまっしゅぱんだ」は「おるごぅる」の後継者に違いない。
日曜の夜にこれをプレイしても眠れなくならなかったのは、俺も少しは成長したからかもしれない。
登場人物が全員狂っている。
狂ってしまったと言うべきか。
フルプライスであと3ルートくらいあればハッピーエンドもあり得ただろうに・・・。
自分の寝取られ耐性がまだまだ低いと思い知らされた作品だった。
その部分を押さえた上でも、莉音ルートは良かった。
木多野ありの素晴らしさに隠れてしまっていた感のあるこたつみやこが、この莉音ルートでは最高だった。
見ていてひたすら痛々しいシーンばかりながら、こたつみやこのあえぎ声が苦痛なのか快感なのかが最後にはわかるようになったくらいである。
陵辱ゲーでは声優がいかに大切かを改めて思い知った。
この勢いで、中途で放置していた「義妹だからできること、妹じゃないとダメなこと」に再び突っ込む覚悟が出来たので行って来ます。