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MGNさんのあね☆しょた! ~キミの精子。カッピカピになるまで吸い続けてあげる♪~の長文感想

ユーザー
MGN
ゲーム
あね☆しょた! ~キミの精子。カッピカピになるまで吸い続けてあげる♪~
ブランド
softhouse-seal
得点
65
参照数
212

一言コメント

佐倉もも花出演作品のため、プレイ。久々のsofthouse-seal作品。佐倉もも花の「お姉ちゃん」役はなかなかに萌えた。自分に姉ショタ属性は無いと思っていたが、本作のような甘々なお姉ちゃんもたまには良いものだと思えた。金髪ボインの子が御苑生メイなのは平常運転として、不良の子(CV片倉ひな)の存在意義が今イチ不明。アイキャッチが無いため場面転換が突然であり、ストーリー展開に難アリ。総じて高得点は付けられない作品だった。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

佐倉もも花の甘々お姉ちゃんが最高。
佐倉もも花ゲーである。
選択肢は多いが攻略したいヒロインだけを追って行けば難なくクリア可能。
ただしひとりあたりの持ち時間は短い。
3人居るので一応の格好がついている感じであり、どのキャラも突然終わり、エンドロールが始まる。

佐倉もも花の甘々お姉ちゃんの対極に居る金髪ボインのセンパイ(CV御苑生メイ)による弟いじりのシーンに少し萌えたが、一回しか登場しないのが残念。
乱交ぽい展開を期待したのだが、それは無かった。
一方、CV片倉ひなの不良の子のストーリーがとにかく宙に浮いており、お姉ちゃんやボインの子との接点すらろくに描かれていない有様で、ストーリーとしては破綻していた。そもそも存在意義が不明である。
この不良の子はジャケにも登場しておらず、扱いはサブキャラなのにちゃんとひとり分のヒロイン枠があるところがまったく意味不明だった。

立ち絵とCGとで絵柄が違う箇所が結構目立ったほか、体つきなども不自然な部分があった。
動画は何回かあるHシーンのうちの一回、という程度の登場頻度であり、完全におまけだった。
私の座右の銘である『クソゲーでも絵と声優が命』を体現している作品だった。