絵と「五つ股」というシチュエーションの特殊性にひかれて購入。声優もなかなか良い。
順番が逆ではあるが「すくみず食べ放題」の絵が良かったので、同じさくやついたち原画の作品というきっかけでプレイした。
セックスフレンドが５人もいるという特殊なシチュエーションにはひかれるものがあり、主人公の優柔不断なんだか貪欲なんだかわからない、不屈のパワーにも見るべきものがあったと思う。
声優もがんばっており、特に美紗子役の沢代りず（別名義はともかくとして）はＯＬ（成人女性）の役が実に良く合っていた。桜水季は「すくみず食べ放題」同様に受けキャラ（Ｍキャラ）であり、こういう弱々しい役がうまいと思えた。
Ｈシチュエーションとしては、意外にも小鳥が一番良かった。当初は民安ともえのキンキン声でイヤになるのではいかと予想していたが、小鳥の受けキャラっぷりに合った勢いを抑えた演技が気に入った。ＣＧも小鳥のシーンが結構いやらしくて良かった。
マイナス面を上げると、まず、ヒロインたちの着たきりスズメっぷりが鼻に付いた。
デートに出掛ける服装と仕事や学校に行く服装が同じとかもっと考えてくれと思えた。つぎはぎのエピソードを２～３コ削ってでもＣＧを追加して欲しかった。
そして、共通から個別ストーリーに入り、さあこれからというところでエンディングが始まるのはどうよ、と思った。
長すぎる共通シーンを削ってでも個別ストーリーを長くして欲しかった。
あとは、さくやついたち氏の絵のデッサンが狂ってるとか狂ってないとかの問題はあるかもしれないが、私は個人的に好きな絵なのでその辺は気にせずにスルーした。