百合好きなら間違いなく買い。 100円はお買い得ってレベルじゃない。
FANZAで100円セールをやっていたので購入。
前作(無印)は未プレイ。
*作品情報
百合ゲーです。
このゲームには『きみはね』と『きみから』という2つの作品が収録されています。
『きみから』は『きみはね』の続きで、『きみはね』をクリアしないとプレイ出来ません。
*『きみはね』
**システム
このゲームの最大の特徴はマルチカップリング。
陽菜(ひな)、倫(りん)、文(ふみ)という3人の女の子が登場するのですが、
陽菜と倫、陽菜と文、倫と文という3種類のカップリングが楽しめます。
僕もそれなりの数の百合ゲーをプレイしてきましたが、
百合ゲーは大抵カップリングは1つなので、こういうシステムは初めてで新鮮でした。
CG枚数はたったの16枚。
Hシーン数は7つ。
立ち絵の差分がやたら豊富なんですが、その労力をCG枚数に注いで欲しかった……。
裸立ち絵あり。
共通シナリオは、3人の日常イベントがメイン。
一つ一つのイベントは短く、会話もテンポ良く進んでいくので、読みやすくてダレないのがいいですね。
プレイ時間は共通1時間、個別が45分ぐらい。
4時間ぐらいでコンプ出来ました。
**キャラとカップリング
陽菜
明るく元気なロリっ子。
3人のムードメーカー的な存在。
よく倫と喧嘩している。
倫
某マスターなアイドルソシャゲで見かけたような黒髪ロングな女の子。
一見クールそうだが、中身は結構残念で、めんどくさがり屋。
たまに眼鏡装備。
文
おっとりした性格で、料理も得意な、癒やし系の女の子。
胸が大きい。
陽菜と倫
普段はお子様な陽菜が、恋をするとめちゃくちゃ可愛くなる。
Hシーンは倫がタチ。
陽菜と文
名字呼びから名前呼びに変わるイベントは良いものです。
Hシーンは陽菜がタチ。
倫と文
一番正統派なカップリング。
盛(さか)ってあせっちゃう倫が可愛い。
Hシーンはリバ。
タチの文は小悪魔な感じで良き。
*『きみから』
**システム
前作の3人に、新キャラとして聖夜子(みやこ)が加わっています。
大きな共通ルートがあって、カップリングごとに細かい差分が変わっていくタイプのシナリオ。
プレイ時間は1ルート2時間ほどですが、共通テキストが多いので2周目からはかなりスキップできます。
コンプまでは6時間ぐらい。
テキストは、きみはねのテンポの良さに比べると、三人称が妙に自己主張してくるのが鼻につく感じで気になりました。
CG枚数は25枚と前作よりは増えてますが、カップリングが1つ増えたことを考えると、これでも少ない。
Hシーン数は7つ(カップリングは増えたのに前作と同じ……)。
裸立ち絵あり。
**キャラとカップリング
陽菜と文
付き合い始めても初々しい二人で、癒やされる。
純粋すぎて、Hのやり方を周りに聞くのは吹いた(笑)。
陽菜がなにかと文を庇ったり、守ったりと王子様ポジなのも良い。
後半は女の子同士という問題が出てきて、ちょっとシリアスに。
「倫さん、聖夜子さん、カッケー!!」ってなること請け合い。
ラストは文句なしのハッピーエンドなので安心。
陽菜と倫
わんこ系の陽菜が倫にストレートに気持ちをぶつけて、倫があしらうというやり取りが多い。
陽菜は感情豊かでヤキモチ多め。
倫がかなりヘタレで鈍感なのでちょっとイライラしましたが、チャペルでのダンスシーンは良かったです。
Hシーンは感じやすい陽菜を倫が攻めるというもの。
ヘタレな倫もHシーンでは強気です。
倫と文
倫を甘やかしまくる文とそんな文に甘えまくる倫。
他のシナリオに比べて、倫がかなり壊れ気味。
Hシーンは他のカップリングと比べて圧倒的にエロい。
聖夜子
元○○。
純粋で天然で世間知らず。
陽菜たちと同じ学校に通うことになる。
祥子
陽菜や倫たちが住んでいる学生寮の寮監で、飄々とした性格のお姉さん。
普段はおちゃらけているが……。
聖夜子と祥子
作品の最後を飾るシナリオ。
前作ではサブキャラだった祥子がメインに。
聖夜子が押せ押せで祥子を落とす感じ。
Hシーンは聖夜子がタチ。
Hシーンは短く、聖夜子は脱ぎすらしない(裸立ち絵はあり)と消化不良。
*まとめ
**キャラ
どのキャラも魅力的で、嫌いなキャラがいない。
個人的には陽菜と小悪魔文さんがお気に入り。
カップリングでは倫と文。
**シナリオ
『きみはね』のシナリオは薄くてあってないようなものでしたが、『きみから』ではかなり改善されてちゃんとしたシナリオになっています。
凄いというほどではないですが、手堅くまとまっています。
*Hシーン
Hシーンは総じて薄いですが、文と倫のH、これだけはやたらエロい。
小悪魔文さんが倫を攻めまくるのは必見。
陽菜と文のぎこちない初々しいHもお気に入り。
**総評
百合好きなら間違いなく買い。
100円はお買い得ってレベルじゃない。
プレイ時間もそんなに長くないので、気軽にプレイ出来る。
迷ったら買おう。