2013年現在、CROSS†CHANNELも10周年に突入。なのに復刻版のレビューが少なすぎてｶﾅｼｽ (´；ω；｀)
無印版は発売1年後ぐらいにプレイ。当時はまだ青臭い若輩者だったので、ループものとしての
構成的な面白さや、ロミオ節炸裂のテキストに着目して楽しんでいたと思う。その後、
有志の方による「トモダチの塔」はプレイしたが、CS版は未プレイ。そして最近、無性に
再プレイしたくなったので、本ヴァージョンを購入して今に至る。
この復刻版は、内容そのものは無印版と全く同じ。CS版の追加テキストや追加CGも未反映らしい。
ただしシステム面は格段に快適になっており、ディスクレスは勿論のこと、コンフィグ画面が
使い易く、各種設定の微調整が行い易い。一番嬉しいのは解像度が800×600になったことであり、
フルスクリーンでも綺麗な冬子の寝フェラCGが拝めるようになった。(・∀・)ﾈﾌｪﾗﾏﾝｾｰ
そういうわけで、全く未プレイでエログロも求める方には、復刻版がベストだろう。
＜久しぶりのプレイ感想＞
ロミオ節による言葉遊びが場面によっては非常にクドイため、所々テンポが悪くなったり、
ループものという構造上、同じシーンを未読判定で何回も目の当たりにせざるを得ないなど、
不評を買う要素があるのは事実だろう。また、私は楽しめたクチであるが、太一の過剰な
セクハラや元ネタが分からないパロネタに対して、拒否反応を示す方が居るのも理解せざるを
得ない。
しかしそれでも個人的にこの作品は凄いと思う。ループ構造を最大限に使いこなした伏線の
張り巡らし方と物語の進め方が、やっぱり絶妙だと再認識した。
私の場合は再プレイであり、無印をプレイした時のおぼろげな記憶がまだ残っていたので、
1週目の話がそもそもの壮大な伏線であったり、ループ2週目辺りのミキミキの挙止挙動も
伏線になっていたりと、新たな再発見の連続に興奮しながら一気にラストまで進めてしまった。
また、昔とは違う気持ちと観点で、太一を筆頭とする登場人物達の心の問題と、彼ら各々が
望む姿を色々と考えながらプレイできたので、「CROSS†CHANNEL」という作品の魅力を
一層味わうことができたのではないかと思う。
以上、昔プレイして年数が経ってしまった方にも、是非ともこの復刻版を再プレイされることを
お奨めしたい。そしてレビューを増やしていただくことを切に願う。(*´ω`*)ﾊﾔﾗｾﾀｲ