立ち絵とかは、比較的綺麗だし、一枚絵は、エロいかどうかは微妙だが・・・極端に悪いというモノもない。後は絵の好みだろうか。問題は、この絵師の頑張りを尽く駄目にしている製作陣の姿勢である。端的に言う。・・・会話のテンポが悪すぎ。
グラフィックが良くても、シナリオが駄目だと、どうにもならない好例。
設定は悪くないと思う。もろに、メインヒロインが、某鋼鉄天使っぽい設定だが、どのメーカーでも同じ様なことしているし。他にも、義妹・幼馴染・色気ありのお姉さんとヒロイン数少なめだが、キャラは立っている。・・・正直、うるさいほど。
サウンドは、特に印象深いモノは無い。OP曲が電波系かな？と思うのみ。
立ち絵とかは、比較的綺麗だし、一枚絵は、エロいかどうかは微妙だが・・・極端に悪いというモノもない。後は絵の好みだろうか。問題は、この八神健絵師の頑張りを尽く駄目にしている製作陣の姿勢である。
端的に言う。・・・会話のテンポが悪すぎ。
シナリオを書いた人は、多分、頭良いだろうなぁ。一々ボケるのに、あれほど、多数のマンガ・アニメ元ネタの「キメ台詞」を使っているんだし。システムで、強制未読スキップができないのが、さらにそれを助長する。システムは、エフェクト過剰。必要性の感じられないエフェクトは要らない。一応、設定で「演出高速化」があるものの、これを使用すると、次回予告のキャラ会話が、なぜか、強制スキップされる。そして、セーブ＆ロード画面への切り替えのエフェクトの速さには変化が無い。ユーザーが、何に一番イライラするかと言えば、ゲーム進行に関係ない時間が、増加することにイライラするものだ。それをシステムの方が勝手に増やしてどうするのですかね？・・・立ち絵を縦横無尽に動かすなど、努力している点も見られるので、反省して欲しいところだ。
シナリオの内容は、アンドロイドであるアリサ等、ヒロインたちと主人公のラブコメなのだが、前述したように、一々ボケる人々のせいで、物語の進展が無駄に阻害されている。・・・基本的に同じギャグは、二度ぐらいまでが限度ですよ、普通。・・・この日常会話のたるさに対して、本筋の物語も、いわゆる「バカゲー」のように、意識して破綻させているのではなく、作った人は、本気で物語を紡いでと思っているかのように作っているのが、始末が悪い。
矛盾点は、嫌になるくらい目立つので、不快にすらなるが、とりあえず、一点。
一個師団をほぼ一人かつ、竹刀一本で壊滅させた沙耶と、火力は強力なものの、その回数に制限があるアリサって、どちらがコストパフォーマンスが良いんでしょうかね？