中国系マフィアに騙されたアイドル達が、山奥で性接待をさせられながら陵辱を受けるといったもので、一般的な陵辱ゲーの内に入る内容。しかし、副題に姉妹という文字が入るだけあって姉妹仲の機微に踏み込んだシナリオが根っこにあり、スタッフロールを眺める頃には『やってくれた、スタッフやりきったな』と思う気持ちになる
原画の増田逢羅氏は今どうしているだろうか
増田逢羅氏の絵が好きで、同人誌など買い集めていた時期があり
その一環で、購入していた本作、
汚れた音色 ~手折られた姉妹~を開封した流れ。
増田逢羅氏はもうここ何年も活動をされていない様子。心配。
復活をいつまでも、祈っております。
さて、汚れた音色の感想だが奇を衒った要素は皆無。
ありきたりな物語設定を採用し、ひたすら丁寧に作りきったものと感じた。
音楽に癖はなく、テキストは丁寧で読みやすい。
声優は良質。システム面は問題ない。
絵さえ受け入れられれば気分良くプレイできる。
びっくりしたのは立ち絵表示で、
立ち絵大小で遠近感を出してみたり、
キャラの後ろ向きの立ち絵を用意していたりする。
これはありそうでなかなかこれまで自分がプレイしてきた
ノベルゲームに無かったものだから面白いなと思えた。
里見姉妹最高。