金持ちセレブのお嬢様変身ヒロインを、心も体もひん剥いて辱めるゲーム。メインのシンフォニックリリーは、今までの魔法戦士のような優等生キャラの系譜に連なるキャラでありながらも、本物のお嬢様であるという一点において際立っている。で、そんな風な本物のお嬢様にあらゆる恥辱の限りを尽くすことによって、最終的には自分の口から、「見て下さいっ!」と言わせるのがこのゲームの抜きどころ。あと、何気にチーム対チームの戦いを味わえるのもこのゲームの個性で、正義の組織を崩壊させることの興奮というものを味わうことができる。終盤における展開は、まるで自分が悪の組織の首領になったかのような興奮が味わえた。悪の組織の攻撃でもろくも瓦解してゆく正義の組織は、見ていてぞくぞくするものがある。
メインは二人
百合瀬莉々奈 シンフォニックリリー
お嬢様。
しかも優等生で性格も良いという、非の打ちどころのないお嬢様変身ヒロイン。
お嬢様キャラではあっても深窓の令嬢という感じではなく、むしろ積極的に自分から動くタイプ。
ノッてくると、「見て下さい!」と言い出す。
甘樹菜々芭 シンフォニックシュガー
変態。
魔法戦士の中では貴重なロリ枠を占め、非常に人気の高いキャラクター。
たった一人で多くの属性を持っているうえ、ネタにも事欠かない。
ただひたすら莉々奈さんのことが好きで、莉々奈さんのことだけしか見ていなくて、
莉々奈さん以外はどうでもいいと思っているようなキャラクター。
正義のために戦うというよりも、莉々奈さんのために戦っているように見える。
とても正義の心を持っているように思えない、
むしろ、心の中は莉々奈さんに対する欲望だけが渦巻いているように見えてしまう。
かなりの個性派魔法戦士。
新魔法戦士三部作の一作目ということで、仕切りなおした感のある作品。
魔法戦士シリーズでおなじみの悪役メッツァー様は今回未出演、代わりに主人公なのが、
普通にリーマンをやっている雨塚(ファルケ)。
いわゆる旧魔法戦士の方々は基本的には未出演で、魔法戦士シリーズの作品ではあるものの、
過去作に対する知識が全く無くても安心して楽しむことができる。
まあ要するに、土台そのものは魔法戦士ではあるものの、その上に載っているキャラクターは新キャラばかりなので、
続編というよりも新作というニュアンスが強い。
ほぼ新作といってもHシーンに関していえばいつもどおりの一言。
マンネリといえばいえるかもしれない、
しかし逆に言えば、いつもどおりのシチュをいつもどおりの形で供給してくれているという安心感がある。
なにしろいつもどおりのシチュなのでわざわざ説明するのもちょっと面倒くさいが、
このシリーズが初めての人もいるだろうから、シチュの傾向を一応説明しておこうと思う。
基本的にはこのゲーム、悪の組織の首領として正義の魔法戦士に立ち向かうという設定なわけで、
主人公自ら上魔やらなんやらを率いて直接ヒロインと戦うことになる。
ただ、勝利条件は一つではない、二つある。
ひとつは、相手のヒットポイントをゼロにするというもの、
もうひとつは、恥辱攻撃(胸とかお尻とかをおさわりする)によって感度を上げ戦闘不能に追い込むというもの。
当然のことながら、戦闘後のHシーンは倒し方によって変化する。
ま、これが基本的なところ。
その他にこの作品の特徴としては、仲間が見ている前で犯されるというシチュがやたら多いという特徴がある。
この作品の戦闘というのは基本的に、リリー単独と戦って辱めた後シュガーが出現するという構成になっている。
そして、シュガーと戦って勝つとリリーの目の前でシュガーを辱めるという展開になる。
リリーが「ああ・・・」とか言っている目の前でシュガーが、「莉々奈さん!莉々奈さん!」と連呼しながら犯される、そんな感じ。
なので、こういうシチュが好きでシュガーが好みな人は、かなり満足できると思う。
基本Hシーンは羞恥・恥辱路線で、人々の見ている前でやられちゃうというシーンがやたら多い、というかほとんどがそう。
この作品の場合、メインのシンフォニックリリーが町の有名人、いわば名士みたいな人なので、
そのぶん恥辱度が高まっているという印象。
特に変身解除シチュは良かった。
ファルケに抱えあげられた状態でM字開脚のまま犯されて、「見てください!見てください!」と連呼してイカされてそのまま変身解除、
エッチな正義の変身ヒロインが、実は有名な百合瀬財団のお嬢様だった!、と人々に衝撃がはしり正体バレ、
そしてみんなの前で性奴隷宣言。
快楽の奴隷になってしまってもう戻ることは出来ません的な感じが良く出ていて、とても良質な変身解除シチュだと感じた。
それからもうひとつ、絶対に外すことが出来ないのがジャミングシチュ。
ジャミングというのは戦闘中に使える魔法の一種で、魔法戦士たちの装備に働きかけてリンク率を落とし・・・、
まあ要するに能力低下魔法みたいなもんです、攻撃力を下げたりとか防御力を下げたりとか。
で、このジャミングをかけて、相手のあらゆる能力をすべて0%にするとコスチュームが変わります、半脱ぎ状態!
しかも、胸はもろ出しで下はパンティのみになってしまう絶妙な半脱ぎ状態!
で、こんな風な恥ずかしい格好になってもあきらめずに戦うわけですよ、ちょっと恥ずかしそうにしながら!
これがすさまじく萌える、興奮する!
で、そのまま戦闘に勝利するとそのままジャミングシチュに移行するわけで、このシチュがまた良い。
恥ずかしい格好になっても諦めずに戦おうとする変身ヒロインを、
下魔の舌でなぶってそのままイカせてしまうというのがこれがもう・・・、なんともいえない良さがある。
恥ずかしい格好になってしまった上に立て続けに恥辱攻撃をくらってしまって、
身体が敏感になって戦えなくて、恥ずかしいけど感じちゃうっビクンッビクンッ!
まあ・・・、こんな感じっすか。
エロに関しては安心の一言で、こういうジャンルのこういうシチュが好きなら安心して楽しむことが出来る。
バラエティに富んだ上魔たちに恥辱責めだの屑市民だの・・・・・・・・・、
あれ、そういや今回は屑市民の出番は少なかったな。
出番がないわけではないけれども、今回の屑市民たちはもっぱらギャラリーとしての活躍が目立ち、直接ヒロインに手を出すのは少なかった。
みんなの憧れ百合瀬財団のお嬢様変身ヒロインが、屑どもに汚されるっていうのがいいのに・・・、
ここはちょっと残念、けれどもこれは明白な欠点というほどでは無い。
惜しいなぁと思う程度に過ぎない。
他のシチュが豊富にあるので良しとしよう。
なんというかこの作品、とても安定感のある良作という感じです。
というか、魔法戦士シリーズ自体が、安定感に満ち溢れた良シリーズなわけですが。
マンネリといえばマンネリ、しかし、そのマンネリさ加減というものがシリーズを重ねるごとに洗練されていっているように思える。
実際この作品、いつものことをいつもどおりやっているにやっているに過ぎない、それは明白な事実。
しかし、たとえいつもどおりのことをやっているに過ぎないにしても、そこには「洗練」という名の進歩が見受けられる。
なので、これは洗練されたマンネリ作品。
一つの到達点と言ってもよいと思う。
メインキャラが二人で、余計な部分は削ぎ落とされ、ただひたすら恥辱と羞恥の海に溺れることができる作品。
魔法戦士シリーズ全体でも、最も典型的な作品だということが出来るだろう。