良質なクズ学生ゲーム
良質なクズゲーだった。
基本的には、女の子がクズどもに脅されて汚されて堕とされてしまうという内容のゲーム。
主人公がイジメにあっているという事実を知ったヒロインが、体を張ってやめさせようとするというのがあらすじで、
当然のことながら、汚されまくったヒロインは堕ちてしまい、バッドエンドを迎えるというのが基本的なストーリー展開。
このゲームにおける悪役に当たるのがクズ学生どもなのだが、非常にいい味を出している。
こいつらには基本的に名前はない、男子生徒1とか2とか、そんな感じ。
要するに無名のクズどもな訳で、この無名のクズどもが実にクズクズしい言動をしてくれる。
良心とか皆無、常に物事をせせら笑っている。
で、会話文にWを多用したりして、ああ、ほんとにこいつらクズなんだなあ、としみじみと感じさせる。
こういったクズどもにヒロインが汚されるからこそ、興奮する!
・ヒロイン紹介
ヒロインは三姉妹、次女がメインで他の二人はサブ扱い。
沙綾
本作のメインヒロイン、主人公の恋人。
一見すると正統派的ヒロインに見え、そして事実そのとおりではある。
ただ、彼女の場合非常に母性的というか、なにかこう、包み込むような優しさのオーラみたいなものを纏わせていて、
そこが彼女の個性といえる。
「大丈夫だよ、私が守ってあげるからね。」見たいな感じの台詞がすごく似合う。
奈津美
長女、女教師、爆乳。
いやちょっと、乳でかすぎるでしょ!
なんかもう、乳に目を奪われてしまってそれ以外の印象があんまないなあ。
爆乳とかあんま好きじゃないんで興味ないです・・・。
この人はなんか、妹たちを守ろうとする正義感に溢れていたような気がする。
優奈
三女、ロリ。
この娘もあんま印象がないなあ。
長女も三女も、出番そのものが少ないのであんま印象に残らない。
三女はあれだ、ラストシーンで男たちを手玉に取っていたのが、少し印象的だっ
た様な気がする。
魔性のロリ・・・、というよりも彼女の場合、幼いからこそ染まりやすく、状況に適応するのがすごくはやいとか、そんな感じかな。
・Hシーンについて
基本的にこのゲーム、無名のクズ学生たちがヒロインを追いつめまくるという内容なのだが、
以外に、Hシーンそのものはバラエティに富んでいるという印象を受けた。
軒並みHシーンが輪姦ばかりかというとそんなことはなく・・・・・・・・・、
いや、基本的には輪姦がベースなのだけれども、いくつか変化球を交えて飽きさせないようなつくりになっている。
輪姦ばかりではなくて、クズ学生達による紗綾に対する責め方が幾通りかあって、
単調にならないようにしてある。
いくつか印象に残ったのをあげると・・・、
・主人公と電話している最中に後ろから突かれる
・妊娠状態で輪姦
・公衆便所状態で百人切り
・授業中にバイブ調教
・彼氏と手をつなぎながらバイブでイカされる
ま、こんなところだろうか。
特に、バイブ調教はすごく興奮した。
例えば授業中のバイブ責め。
必死で快楽に堪えてばれないように気を使うんだけど、
もしまわりにばれたらどうしようなどと考えるとすごく濡れてきちゃったりして、
結局そのまま、バイブでイカされてしまう・・・、という良シチュ。
CGが凄く良くて、快楽と必死に戦いつつも、でもやっぱり気持ちいいのぉ、みたいな感じがすごく良く出ている。
そのシーンのCGは五枚なんですが、
我慢しなきゃ→でもやっぱり気持ちいい!→あっダメ、このままだとらめぇ!
→「あああああっ、んんんんんんんんんんんんんんっ!」
→イカされちゃった、みんなの前でイカされちゃった、ぐすっ
というのが絵で上手く表現されていて、非常に興奮しました。
あとそれから、彼氏の前でバイブでイカされてしまうというシーン、あれ、すごくいい。
そのシーンが出てくるのはバイブ調教ルートのラストで、
すっかり羞恥と恥辱の虜となってしまった紗綾タンが、
バイブをはめたまま主人公と仲良く手をつないで下校するというシチュエーション。
もちろん、主人公は彼女がそんな状態になっているなんて知らなくて、
いや、それ以前に彼女が快楽の虜になっているということ自体知らない。
でそんなふうな感じの何も知らない主人公と手をつないで仲良く下校するんですよ!、バイブをはめた状態でしかも手をつないで!
で、そのまま彼氏の手をしっかりと握り締めた状態のまま(←ここ重要)そのままイカされてしまう紗綾。
紗綾が目の前でイったのにも関わらず、まだ気づかない主人公。(笑)
そして紗綾は考えてしまう、思いついてしまう・・・、
ここでスカートをまくりあげたら、どうなるんだろう、と。
(作中より引用)
今ここで、春くんの目の前でスカートをまくり上げたら、
どうなるんだろう?
今ここで、男の子達の注目を浴びながら、
スカートをまくり上げたら、どうなるんだろう?
一度想像したら、もうダメだった。
なっ、なんてダメな娘なんだ!
で、結局我慢できなくなってゆっくりとスカートをまくり上げる紗綾。
よしよし、これからだ、これからが本番だ、はあはあはあはあ、と思う存分プレイヤーを興奮させた挙句、
なんか画面が暗転してタイトル画面に戻ったりして・・・・・・・・・。
あっあれでおわり?
ふざけんな、ここからが大事なんだろう、と。
これは本当にとても残念。
さんざん期待させるだけ期待させといて、ここで終わらせるとかそりゃないでしょう?
ロープライスだから仕方ないのかもしれないけれど、あまりにもプレイヤーにとって酷な終わり方で、とても惜しい気持ちになりました。
そして、こういった風なここで終わりかよっ、という終わり方はこれだけでは無い、もう一つある。
公衆便所シチュがそう。
これはとあるきっかけから、紗綾が公衆便所として百人切りを達成しなければならないという事になったというシチュエーション。
学生達にさんざん犯されて精液まみれになってぼろぼろになって、さあ最後の百人目というところに登場するのが主人公。
別に彼女を救いに来たとかそんなんじゃなくて、ただ単にやりたくなって我慢できなくなってしまったというのが笑える。
で主人公がいよいよ彼女を犯そうとする・・・というところで暗転、あれっまたかよ!
そこからが重要なんだよ、そこからが!
と、まあそんな感じで、期待させるだけ期待させといて肩すかしな部分があってちょっと残念でした。
ここはもう少し頑張って欲しい・・・、というか何故ここで暗転させてしまうのか理解できない、本当に残念。
まあ、とはいえ、
全体的には良質なクズゲーで、それなりに楽しむことが出来ました。
紗綾が好みで、クズ学生が活躍するゲームが欲しいという人にはそこそこお薦めできます、ロープライスだし。
個人的には、バイブでイカされるシーンが結構使えたので満足です。
羞恥・恥辱好きとしては、バイブシチュだけでも元は取れたかなあ、と思います。