カノンさんが最高に素敵だ。黒髪ロングで青髪ロングで、可愛らしい外見なのに姉御口調で、しかも調教済みで、ドMという、理想的なキャラクター。もこもこスカートも良い!
待望の魔法戦士復活なわけだが、ストーリー的には全く無関係の新作。
メッツァー・サーガとは何の関係もありません。
久々の新作魔法戦士ということで仕切りなおしということだろうか。
面倒くさいしがらみを断ったことによって、新しい試みにチャレンジしている。
それは、ヒロイン同士の絆、・・・・・・・・・らしい。
いや、らしいというのは、そういった部分が、あまり成功しているように見えないからだが。
ヒロイン同士の絆を利用して、罠にはめるとか、
ヒロイン同士の絆を無茶苦茶に踏みにじるとか、
そういったシチュがいまいち不足で、「絆」というものがそれほどクローズアップされているようには見えない。
そこが少しだけ残念。
もう一つ、この作品の特徴といえば、三人称視点であるという点が上げられる。
この点に関して言えば、違和感がないという意味で成功しているといえるのではないだろうか。
例えば、エンシェル・レナにおける一人称は、
いかにも、おっさんの書いた女の子一人称という意味で、
かなり好みが分かれるようだ。
要するに一言でいうと、キモイ、と。
いや、私の場合は全然気にならないどころか、
ファンタジーとして、全然オッケーという感じなのだが、
キモイと感じる人は結構いるらしい。
しかし、フェアリーメイズにおける三人称は、
しばしば、三人称であること自体を忘れてしまうくらい、
自然で、ぴったりと作品にフィットしており、
そういった意味で、成功しているということが出来る。
このライターさんは、三人称視点のほうがあっているのかもしれません。
と、言いつつも、レナのようなキモイ系女の子一人称も、個人的には結構好きだったりします。
メインキャラは4人いるように見えるが、
Hシーンの数的に言うと、フェアリーソフィア以外の三人がメインという感じ。
フェアリーハート
まあ、よくいる元気系のまっすぐ系ヒロインです。
彼女の場合はギャップ萌えでしょう。
どこらへんにギャップがあるかというと・・・、
堕ちる前と堕ちた後のギャップ、これです。
堕ちる前のハートは、可愛くて元気な変身ヒロイン。
堕ちた後は、気持ちよくてすぐ腰を振っちゃう淫乱ハート。
この、可愛い淫乱という特徴こそが、ハート最大の個性でしょう。
フェアリーシルク
ロリです、ひと目でわかりますね。
そして、いじめてオーラを発散させています。
たまらないひとにとっては、たまらないキャラクターなのではないでしょうか?
彼女の特徴を一言でいうと、変態です。
それも、趣味・嗜好が変態というよりも、
身体が変態です。
具体的に言うと、「胸のあたりからプシャー」(御苑生メイ談)、という感じです。
フェアリーカノン
可愛らしい外見の彼女ですが、なぜか、姉御口調です。
このギャップが実に良い!
しかもその上、処女ですよ、処女!
処女のまま捕まって、調教されたという過去を持つヒロイン。
なので、体は反応しやすいエロい体になっております。
しかも、ドM。
いつもは強がって、キリッとしているけれど、
お尻を叩かれただけでイってしまうカノンさん。
さ、最高だ!
「悔しいけど感じちゃう」が、これほど似合うヒロインはなかなかいないのではないでしょうか?
フェアリーソフィア
においフェチの彼女は最初から悪堕ちしてまして、
フェレスの副官ポジションを占めております。
なのでHシーンそのものは非常に少なく、
メインかどうかというとかなり苦しい・・・・・・・・・。
サブキャラだと思います。
キャラ的には高貴なお姉さまといった感じ。
私服のセンスがアレですが・・・。
ストーリー面は、割と普通。
前々作や、前々々作と比べると、パワーダウンしているという印象が否めない。
シナリオの中にエロがあるというのではなく、
Hシーンの間にシナリオがあるという印象。
エロとシナリオが、がっちり組み合っているという感じではない。
ハッピーエンドも一つだけしかないが、これはまあ・・・・・・・・・、
三人称視点なので仕方ないか。
エロを頑張ったが故に、それ以外はややなおざりになったという印象。
まあ、何しろ前作がアレでしたしね、危機感を感じたのかも?
それにしても、戦闘シーンの単調さは何とかならなかったものだろうか?
戦闘シーンは基本的に、全部同じといってもいいくらい、単調だ。
敵はあれだけバラエティにとんだリビドニアンだっていうのにねぇ~。
ここは本当にもったいない。
Hシーンそのものは優れているのですから、
もう少し、他の部分に気を配っていれば、名作になったかもしれないのに!
まあ、しかし、この作品が成功作であることは疑いない。
魔法戦士の名に恥じぬ、堂々たる変身ヒロインゲーだ。
初心者であろうがそうでなかろうが満足することの出来るできばえであろう。
Hシチュ的にも、ヌル陵辱の王道を歩んでおり、安心の一本。
もし、メイン三人のうち一人でも気に入ったキャラがいるならば、
安心して買うことが出来ると思う。