めちゃ好きだから、ぜひプレイしてみて
良い作品に出会えたのでネタバレ含む感想を書きます。
徒然なるままに書くので前後ぐちゃっててもごめんなさい。
最近は事前情報を限りなくシャットアウトして、攻略サイトも詰んでから見るようにしてます。
それは、こういう作品に出会った時に存分に楽しむためだと思ってます。
特にOP入る直前の1章終わり間際がこの作品のピークな感じもします。ミステリー物だしね。
とにかく先の見えなさ、これからどう展開していくのか、没頭して楽しめたと思います。
Love BeatがOPと思っていたから、余計その落差、ファンシーからミステリーの落差が印象的で鳥肌物。
OPの入り方ってセンス出る部分だと思うけど、最近やった中だとクラナドとかここかよ!って思った記憶ある、これはもう堪らなかった。
1章は特にだけど、選択肢も印象的で、選択肢ロックもいくつか出てくる。
考えた上で選択をしたからこその、別荘地での主人公の葛藤も共感できるし、自分がしてしまったことへの後悔も伝わってくる。
個人的にはWA2に展開が似ていると思っていて、WA2にミステリーと哲学を混ぜたようなゲームの印象。
ミステリーと哲学要素をどこまで受け入れられるかが評価の分かれ道になるのかな。
どちらも大好物なので問題なく読み込めました。文体も苦手なタイプではなかった。
こういうゲームは考察しすぎてしまうと面白味は欠けると思っているので、あまり理詰めしすぎずに
読後感が心地よかったのも自分に合っているポイントかも。
みづほと鈴が心の底から沢人を愛しているのが伝わるからこその、言葉の重み。
喪うことと、生きるということ。普遍的な問いながらも生命について見つめなおすきっかけになる文章でした。
真面目パートはここまで。
やっぱりここまで好きになれたのは、みづほと鈴がやっぱり可愛くて好きだったから。
もう主人公と一体化してましたね。
1章の鈴とのデートも、2章の献身的なみすほと一歩ずつ前に進み始める所も、愛が伝わってくる。
そして、最後の最後で、やはり藍ですね。
ルートロック的に藍は先にやるはずなので、忘れかけていたころに、やはりあのバンドや日常を引っ張っていたのは藍だと再認識するわけです。ここにはうるっとくる。
曲も作品にマッチしているのもあって、作品全体からアイが伝わる作品は、私はどうしても好きになってしまうのです。
わかりやすい面白さや、評価は分かれるだろうなと感じる作品だからこそ、
この作品が大好きな私は未プレイの方には是非やってほしいと思い筆を取りました。
後、まだ詳しく調べてないけど、メーカー的にはこの一作しかないみたいなので、
伝わらないとは思うけど、どうしても製作者に感謝の気持ちを伝えたかったので。
素晴らしい作品を産んでくれて、ありがとうございます。
またどこかで会えたら嬉しいな。