ErogameScape -エロゲー批評空間-

きんとうか

分類
PC/18禁/非抜きゲー/どちらともいえない

基本情報

ブランド
GRISEDGE
発売日
2017-03-17
ジャンル
ADV
中央値
82
標準偏差
11
データ数
12
Twitter
kintouka

クリエイター情報

シナリオ
音楽
声優

得点分布

得点度数グラフ
100
90~992グラフ
80~896グラフ
70~793グラフ
60~691グラフ
50~59
40~49
30~39
20~29
10~19
0~9

コメント

得点
99
おかず得点
一言コメント
命を考えてしまう。
投稿日時
ユーザー名
minaminoaika
得点
97
おかず得点
一言コメント
これだけのボリュームでどのルートも職人技のように細部までこだわって作られた完成度が高いゲームは、なかなかお目にかかれないように思います。大作の貫禄を感じました。葬祭や島の風習の描写等も少々マニアック過ぎるくらいに力を入れられていて、よく見かける和風伝奇ゲームと一線を画しているように思いました。冒頭の主人公の独白は名言です。このゲームを通して人と人が深く関わる事によって感じる共感と孤独は紙一重だなーと実感しました。BLゲームでここまで心を揺さぶられる人間ドラマが見られるとは・・。 担当のシナリオライターの方の過去作品は全てプレイ済みなので、そのずば抜けた才能は知っていましたが、このメーカーが更なる開花を促した事は間違いないです。願わくばもう一度奇跡のタッグを組んで欲しいものです。ただ残念なのは、一部のスチールの拙さですが、物語に引き込まれる過程で気にならなくなっていくのが不思議・・。
投稿日時
ユーザー名
sunnydaylife
得点
87
おかず得点
一言コメント
神様が信じられているある島での一夏から始まる恋。再会を果たした幼馴染たちはそれぞれの立場や悩み、過去に失ったものに苦しんでおり、それらを主人公である颯太と共に向き合っていく。丁寧に描写されている彼らの思いは、すんなりと受け入れることができ、だからこそとても愛おしかった。舞台となっている島だからこそ許される奇跡の存在に心から感謝をするほどに。今後夏が来るたびに鮮やかな色彩を持って思い出す、そんな物語でした。
投稿日時
ユーザー名
yuunagi
得点
77
おかず得点
一言コメント
主人公総受けゲーというお題には模範解答を返してくるが、逆にその要素が俗物過ぎ、物悲しいシナリオとは水と油状態で浮いてしまっているため、そういう意味ではR18作品でなくてよかった。しかしBLでないと意味はなかった。恋をした結果の居た堪れなさをとても繊細に扱っているのが魅力的。一人クリアしたところでOPを改めて見返すと、サビの詩にまで涙腺を持っていかれ心を破壊される名作。 → 長文感想(1152文字) (ネタバレ注意)
投稿日時
ユーザー名
minoru