幼い頃2つ月が見えた主人公達が8年後にまた月が2つ見えて『樹』に願をかけたら不思議な効力のあるアイテムを入手して主人公がアイテムを失って2つの月の謎とアイテムに関して探る冒険が始まりました。…小粒ながらファンタジー要素も混じり正直この先どう転ぶかが読めない。主人公の妄想が酷く底なしの軟派。システムは吉里吉里2でゲームパッドのボタン設定を変更可能。スキップはイベント絵と大きな立ち絵で引っかかるが軽快。シナリオ選択ではシナリオ単位でのジャンプが行え(これとは独立した選択肢ジャンプもある)、そのシナリオに選択肢があるか(回数の確認は不可)や未読があるかを確認でき、カーソルを合わせるとその場面を小さなウィンドウで自動再生してくれる。このため序盤からやや多い選択肢も苦にならない(フラグ管理でバグが出ないか心配だが)。メモリーズの冒険MAPでは行動に伴い真っ白な地図にその内容が記述され、冒険実績にはその足跡と実績獲得条件が記録され収集状況を大まかなレベルで表示してくれる。【追記】このレベルは体験版でもツイート可能で取敢えず「Lv17 幻想術師 Fantasy magician」まで上がった。左上の実績を獲得するのが困難な人はOSの時間を弄るか『TimeMachine』というフリーウェアを使うといい。開発に追われて時間の感覚が麻痺した制作スタッフらしい愚かな実績項目だ。