周回する度に完成度の高さに感動する
あまり蓄積がないので今後にもっと面白い作品がでてくることの期待を込めての,基準としての90.
圧倒的完成度で減点しようにも減点ポイントがない.
キャラクターはヒロインから主人公回りの友人まで全員魅力的だった.
音楽は文句なし.10000点
原画もicでは不自然なところもなくなかむらたけし先生の透明感のあるイラストが素敵だった.
学園祭が始まるまでの運命的な出会いからそれぞれのヒロインと距離が近づいていくわくわく感は何にも代えがたいし学園祭が終わってからの衝撃も忘れられない.初回は拾えてなかった伏線やヒロインの感情が周回することで痛いほど理解できる構成になっており,二周目のほうが一周目より感情が揺さぶられた.また,二周目以降の追加シーンひとつでそれからの物語の解釈が変わる.㏄クリア後の追加も面白い.
デジタルノベル「雪が解け、そして雪が降るまで」「歌を忘れた偶像」は必読.
以下ネタバレ
春希のこと馬鹿にできない朴念仁ぶりを発揮して初回でほとんどかずさと雪菜の気持ちを拾えてないことに終盤で気づいて頭を抱えた.かずさの感情が爆発するシーンは本当に震えた.After All 綴る想いが流れるシーンが強すぎて未だにイントロ聞くと鳥肌が立つ.またかずさのノベルの破壊力が高すぎてあれ読んでからかずさ寄りの視点でしか物事を考えられなくなった.忠犬かずさ...あんなの読んだらかずさ捨てる選択なんてできないよ...雪菜のノベルではccまでの期間の補完がされており,読んでおくと雪菜の想いの強さを感じることができる.友近にキレる春希は理不尽だけどかっこよかった.
自分も春希と同じ立場だったら雪菜の告白は断れない.そして春希と同じ道を辿るってことをしみじみと感じていたため春希に不快感を覚えることなく(むしろ親近感?)最後までやり切れた.きっといつまでも自分の峰城大附の記憶として心に残り続ける.そしてcodaで死ぬ
以上備忘録