素敵なテキストと、可憐な演出が織り成す百合の世界
繊細なテキストと可憐な演出が合わさった素晴らしい作品でした。
特にプロローグ、朗読会、発表会の3つの場面では何度も涙を流してしまいました。
彼女たちの赤裸々な想いが綴られていくこれらの場面でのテキストは何度でも反芻したくなる魅力があります。
また、夏編では春編で失踪したマユリの真実の一端があかされていますが、想像以上に根が深いことに驚きました。
おそらくこの謎は冬編まで引っ張っていくことになるのでしょうが、本作の魅力の一つでもあるミステリ要素も
好きな私としては、是非、いい意味で裏切られる解答を期待しています。
最後に、秋編は金銀コンビ、双子が主役のようですが、どのような素敵な物語が出来上がるのか、今からとても楽しみです。