昨今では少なくなってきた、笑える要素を排除してシナリオのみで勝負した作品
本当に良く出来たシナリオ。OP手前まで平凡すぎるけど、本編入ったら本当に面白い
ギャグとかはほぼないから完全にシナリオゲー。日常シーンはほんとに平凡過ぎるので日常は笑える要素ないと耐えられないって人には個別の最後の方とトゥルーまで厳しいかも
シナリオ自体は考察系が好きな人には伏線である程度までは予想できるくらい意外性は少ないが、伏線の丸投げは一切なく、しっかり完成された泣けるシナリオ
トゥルーはほんとに泣ける。ただトゥルーのED後があっさりしていたのだけが本当に残念
2018年に発売した18禁ゲーの中でシナリオは間違いなくトップクラス
歌も自分の購入するきっかけになった星霜の轍も素晴らしいし、BGMもotherworldly atmosphereがこの世界観と悲壮感、絶望、希望を表していてとても良い
CGも背景の使い方がとても上手いし、トゥルーの変わり果てた輝久夜を見た時は涙腺が崩壊した
システムに多少の不満とトゥルーED後だけが唯一の残念な所。奇跡の過程、苦難などの描写があれば100点つけれたかな