一言で言えば「楽しいゲーム」。バトルがいいアクセントとなり、終始楽しめました。
Lillian処女作、『ティンクル☆くるせいだーす』です。
まさにエロゲーとでもいうべきゲームで、シナリオ・ゲーム・Ｈシーンが高水準であり本当に楽しかった作品であります。
ストーリーは会話のテンポがよく、飽きない。眠くならないシナリオは本当にいいなと感じました。キャラクターが目まぐるしく動きまわる点も○。
演出面が一番の売りだと思います。可愛い立ち絵にファンシーな効果がつくことでより魅力的に見え、また立ち絵も更に可愛らしく見えます。
バトルの演出も凄かったです。よく喋り、よく動きます。これだけの演出や効果を入れてノーウェイトで動いたので、ストレスなくバトルも楽しめました。
バトル自体、単純なバトルであまり難しくはないのですが、これがまた以外と熱中できます。ストーリーをやっていてバトルが待ち遠しくなるくらい楽しい。
前述しましたが、演出・効果が凄い。
高いランクや高得点を出そうと結構熱中しました。とりあえずノーマルで全てクリアしたので、これからハードもやっていこうと思っています。
個別
△夕霧ナナカ
展開が悪い方向へどんどん進んでいってしまう。
幼馴染とのテンプレ的展開だったような……
◎ロロット・ローゼンクロイツ
無邪気さが可愛いキャラクター。シリアスな展開でも、明るい雰囲気で進んでいくこのルートは個人的に好きです。
ラスト戻ってしまうところはなんか泣いてしまいました。
○聖沙・Ｂ・クリステレス
ツンデレってやっぱりいいなーとか思ってしまったルート。
ナナカのずるいところが出てきて、11月後半から12月前半までグダグダな展開でしたが、恋人になってからのデレかたが良かった。
ＣＧ・Ｈシーン共に恵まれている子でした。
ブラックマになりきってるシーンがお気に入りです。
◎九浄リア
体は大人、頭脳は子供なリア先輩が本当に可愛い。
セリフが可愛いし、そのセリフを声優さんが上手に演じているので萌え殺されました。
そしてエロい。
◎アゼル
人間界を徐々に好意的に捉えていく展開が好き。
アゼルの変化を楽しむシナリオだと思います。
・サブヒロインについて
サブヒロインのミニシナリオも楽しいのが結構あって力をいれているのと思いました。
ヒロインだけではなく、サブヒロインのミニシナリオも重要なイベントなどがあり見逃せないです。
大人三人組が個人的に気に入ってます。
・原画
立ち絵・ＣＧ共に文句がつけようのないレベルですが、明らかにＣＧが少なすぎる。
絶対にＣＧが必要な場面で画面が真っ黒だったり（キスシーン等）したのは正直がっかりでした。
精液描写はやりすぎかなとも思いましたが、概ね満足。
表情差分・立ち絵差分がこれまでプレイしてきたどのゲームよりも多いので、その点はかなり評価できると思います。
・システム
テキスト・シナリオ・サウンド・バトルと設定でき。隅々までカスタマイズできるシステムは凄い。
特にバトル設定・システム設定はよかった。難易度設定があったのはストレスがたまらずよかったです。
・Ｈシーン
一人三枠ずつ。聖沙は５枠ありますが、ＣＧ差分で水増ししているのは悪い。
淫語修正がされてなく、普通にエロい。
こういうゲームにしてはレベルが高いほうだと思いました。
・音楽
クオリティ高いです。
ＯＰにＫＯＴＯＫＯ、挿入歌にＮＡＮＡ＆榊原ゆい、ＥＤにfripSideと滅茶苦茶豪華なのもポイント高いです。
ＮＡＮＡ＆榊原ゆいの挿入歌は好きです。
・その他
やりこみ要素があり、終わっても楽しめる。
この感想を書いている時点では、トロフィー全て集めて以内ので厳密には自分も終わっていません。気長にプレイして集めていこうと思います。
また、今日はたまたまリア先輩の誕生日(4月1日)で起動時に特殊ボイスが出たのはなんだか嬉しかった。
攻略サイトを見たところ、200時間プレイでもらえるトロフィーもあるらしいので、そのトロフィーを貰えるもで頑張ります。
・総評
まさにエロゲーといったところで、シナリオもエロもゲーム(バトル)も楽しめて、この作品は一粒で何度もおいしい作品だったと思います。
終わってからも遊べる要素があるってのもいい。
ここまでつくりこまれたゲームをやれてよかったです。
余談ですが、変身シーンがエロ可愛い！もちろん飛ばしませんでした。